知内町の連携協定
2025-12-19 12:04:37

知内町がゼロカーボン実現へ向けた新たな連携協定を締結

地元の力を合わせた持続可能な未来への一歩



北海道の知内町は、2025年12月18日、森林組合と株式会社ステラーグリーンとの間で、ゼロカーボン実現に向けた連携協定を締結しました。この協定により、地域の豊かな森林資源の価値を可視化し、持続可能なまちづくりに向けた新たな取り組みが始まります。

知内町の取り組み


知内町は、過去20年にわたり温室効果ガスの削減に取り組んできました。この町は2005年に「知内町地球温暖化対策実行計画」を策定し、定期的にその内容を見直しながら環境への配慮を深めてきました。2014年に導入された木質バイオマスボイラーのように、地域材を利用した再生可能エネルギーの活用を通じて、二酸化炭素の排出削減に寄与しています。

この連携協定では、知内町と森林組合、ステラーグリーンが協力し、森林カーボンクレジットの創出や地域資源の活用に関する様々な活動を行う予定です。具体的には、知内町の森林を管理し、持続可能な一次産業を推進することで、地域経済を支えるとともに、温暖化対策にも取り組んでいきます。

森林の価値を最大限に活用


知内町森林組合の松井盛泰代表理事は、こんなコメントを寄せています。「知内町の森林は地域の生業を支える基盤です。この協定により、森林の価値を一層高める機会が得られると確信しています。」彼は、地域資源を適切に管理することの重要性を強調し、持続可能な地域社会の実現に向けて全力を尽くす意向を示しました。

また、ステラーグリーンの中村彰徳代表は、「この協定を通じて、知内町の自然環境を守りながら地域の持続可能な発展に貢献することを目指します。」と述べ、協力に対する意気込みを語りました。

知内町の魅力


知内町は、渡島半島の南端に位置し、自然豊かな環境が特徴です。農業や漁業が盛んで、特産品のニラ「北の華」なども有名です。また、津軽海峡の景観や観光名所も多く、観光資源を活用することで地域の発展が期待されています。

町長の西山和夫さんは、「この協定は、持続可能な地域社会の実現に向けた大きな一歩です。これからも地域の力を活かしながら、温暖化対策を進めていきたい。」と語りました。

まとめ


知内町のゼロカーボンへの挑戦は、地域資源の活用を通じた持続可能なまちづくりのモデルケースとして注目されます。森林の価値を最大限に引き出し、未来のために豊かな自然環境を守り続けるこの取り組みは、他の地域にも大きな影響を与えることでしょう。協定の締結を機に、地域全体が連携し、未来に向けての一歩を踏み出す姿勢が伺えます。


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会社情報

会社名
SBプレイヤーズ株式会社
住所
中央区京橋2-2-1京橋エドグラン25階
電話番号

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