横浜の産業用ヒーター
2023-04-18 12:00:01
横浜発!産業用ヒーターメーカーが新たな挑戦へ資金調達
スリーハイが描く未来への挑戦
横浜市都筑区に本社を構える産業用ヒーターメーカー、スリーハイが新たな一歩を踏み出しました。この町工場は、1990年に設立以来、主に産業用電気ヒーターの製造・販売を手掛け、日本国内のみならず、世界市場へも視野を広げています。
2022年12月時点で約40名の従業員を抱える同社は、「ものを想う。ひとを想う。」を企業理念に掲げ、顧客のニーズに応える製品を提供しています。この理念に基づき、顧客の「熱」に関する問題を解決し、国際的な産業活性化に貢献することを目指しています。
ステークホルダー経営の重要性
スリーハイでは、顧客や取引先、地域社会・従業員・金融機関、行政など、さまざまなステークホルダーとの良好な関係を築くことを重要視しており、透明性のある経営を追求しています。最近、同社は東京中小企業投資育成株式会社から1,000万円の資金調達に成功し、これにより資本金が3,000万円へと増強されました。
この資金は、海外展開や環境対策への取り組み、さらに持続可能な経営を実現するための貴重な基盤となります。スリーハイはこれからも透明性を持った経営を行い、顧客や地域との信頼関係を築いていく姿勢を貫いていきます。
海外展開への挑戦
スリーハイは2020年に海外事業部を立ち上げ、東南アジア市場への進出を図ります。特に、2022年にはタイとベトナムで開催された大規模な製造加工展に出展し、海外販路の獲得に注力しています。さらには、オランダからのインターンシップ生を受け入れ、国際的なPR活動にも力を入れています。
サステイナビリティへの取り組み
気候変動に対する対策として、スリーハイは環境負荷の軽減に取り組んでいます。特に、新たに開発した布状ヒーター「&FIBERS」は、二酸化炭素の排出を抑える特許技術を活用しており、顧客のCO₂削減に寄与することが期待されています。さらに、社内の事業活動から出る環境負荷を減少させるため、再生可能エネルギーの導入や段ボールの再利用も進めています。
経営基盤の強化
中小企業が持続的に成長するためには、安定した経営基盤が不可欠です。今回の資金調達によって、スリーハイは自己資本を強化し、海外展開やステークホルダー経営の推進に向けた投資を行うことで、さらなる成長を目指しています。メディアを通じて認知度を高め、世界中の「熱の困った」を解決し続けるという企業の使命を全うするため、スリーハイはこれからも挑戦し続けます。
会社概要
株式会社スリーハイは、神奈川県横浜市都筑区において産業用ヒーター及び温度コントローラ等の製造・販売を行っています。顧客のニーズに応じたカスタマイズ製品を提供し、ヒーターのエキスパートとして日本の製造業を支えています。ぜひ、スリーハイの今後の成長にご期待ください。
会社情報
- 会社名
-
株式会社スリーハイ
- 住所
- 神奈川県横浜市都筑区東山田4-42-16
- 電話番号
-
045-590-5561