ユビキタスAIの新セキュリティ検証ツール「Penzzer」発表
株式会社ユビキタスAIは、2026年5月27日より、次世代のIoTおよび組込み機器に特化したセキュリティ検証ツール「Penzzer」の販売を開始すると発表しました。このツールは、米国We-Fuzz社の開発に基づいており、ファジング技術とペネトレーションテストを統合した画期的なユーザーインターフェースを特徴としています。これにより、セキュリティの脆弱性を迅速に発見し、発展するサイバー攻撃に立ち向かう力を企業に提供します。
背景
近年、IoT機器や組込みシステムの普及が進む中で、それに伴ってサイバー攻撃も多様化しています。従来のセキュリティ対策では、未知の脆弱性や複雑な攻撃に対する検出力が不足していることが問題視されております。そのため、企業は国際的なセキュリティ法規への対応が急務となり、特に自動車や医療機器といった重要な分野では、高度なセキュリティ検証の必要性が高まっています。
ユビキタスAIでは、こうしたニーズに応えるべく、Penzzerの取り扱いを開始することとなりました。これにより、企業はより深く、効率的に脆弱性を検証できるようになります。
Penzzerの特徴
統合型インターフェース
Penzzerは、ペネトレーションテストとファジングを一つのインターフェースにまとめ、ツールの使い分けの手間を省いています。これにより、運用時間を大幅に短縮することが可能です。
高精度のテスト技術
安全性を重視した設計により、影響の大きい攻撃を自動生成しつつも、テスト対象への影響を最小限に抑えています。さらに、オンプレミス環境で実施できるため、機密性の高い開発環境でも安心して利用できます。
実践的なレポート機能
検出された脆弱性に対する詳細なレポートが自動生成され、分析結果や修正内容を速やかにフィードバックできます。これにより、開発や修正のサイクルが円滑に進むことでしょう。
幅広いプロトコル対応
Penzzerは、200以上のプロトコルに対応しており、IPv4/IPv6からBLEやWi-Fi、さらにはモバイルネットワークまで網羅しています。また、独自のプロトコルや非標準プロトコルの検証も容易に行えます。
活用例
Penzzerは、以下のような分野での活用が期待されています。
- - オートモーティブ: 車載機器に対するファジングやペネトレーションテスト
- - 医療機器: 患者のプライバシーを守るための通信脆弱性の検出
- - 産業用IoT: 各種無線・有線プロトコルに基づくセキュリティ検証
販売情報
- - 製品名: Penzzer
- - 販売開始日: 2026年5月27日
- - 価格体系: Basic、Professional、Enterpriseの各プランで提供され、テスト対象プロトコル数に応じたサブスクリプションが用意されています。
- - 提供形態: 主にオンプレミスで、特定のプランではクラウド対応も可能
- - 販売・サポート: 株式会社ユビキタスAI
まとめ
ユビキタスAIは、IoTセキュリティを成長事業として位置づけ、Penzzerの導入がその取り組みの一環であるとしています。今後も、デバイスセキュリティに関する知見を活かし、企業の国際競争力の向上を支援しつづけます。
We-Fuzz Inc.について
We-Fuzz社は、IoT・車載・医療機器向けのセキュリティテストに特化し、ゼロデイ脆弱性の検出を目的とする企業です。Penzzerのような統合的アプローチで、セキュリティ検証の効率を高めています。