組込みLinuxエンジニア認定制度
2026-07-24 12:48:14

Linux FoundationとJASAが組込みLinuxエンジニア認定制度を開始 - フィジカルAI時代に向けた挑戦

Linux FoundationとJASAが進める新たなエンジニアリング認定プログラム



2026年7月24日、東京において、オープンソースの普及を推進するLinux Foundation(以下、LF)と組込みシステムに特化した研究を行う一般社団法人組込みシステム技術協会(以下、JASA)が共同で発表したのが、「組込みLinuxエンジニア認定プログラム」です。このプログラムは、組込みシステムにおけるLinuxを基盤としたオープンソースソフトウェア(OSS)技術を駆使できるエンジニアのスキル向上を目的としています。

近年、AI技術の進展により、組込み分野でもフィジカルAIの導入が急速に進んでいます。AIを効率的に実装するためには、従来の制御技術に加え、OSSやLinuxに関する技術知識が不可欠です。このような背景を受けて、LFとJASAは協力し、特定の技術習得やその可視化を図るための認定制度の導入を決定しました。

プログラムの詳細



認定の仕組み


組込みLinuxエンジニア認定プログラムでは、認定を受けるためには特定のETECクラスを受験し、必要な得点を獲得することが求められます。さらには、LFが提供するLinux関連の指定講座を受講し、修了試験「Certified Open Source Developer for Enterprise (CODE)」に合格することで認定が行われます。

認定グレードについて


現在、この認定プログラムではエントリーレベル(初級)、ミドルレベル(中級)、アドバンストレベル(上級)の3つのグレードが設定されていますが、2026年度の対応としてはエントリーレベルからスタートする計画です。エントリーレベルの認定を取得するためには、以下の条件が必要です:
1. ETECクラス2のグレードB以上のスコア
2. LFが提供するトレーニングを受講(具体的には、Linux入門やセキュアソフトウェア開発など)
3. CODEの受験と合格

認定のメリット


認定プログラムには、認定を受けた技術者のスキルをバッジで可視化することができる特典がありますこれにより、企業は独自の人材育成を進める上での基準として活用しやすくなります。また、認定者にはLFのトレーニングやカンファレンス、技術セミナーの優待を受けることができ、さらに交流会への参加も可能です。

また、今後はミドルやアドバンストグレードの導入も予定しており、技術者のスキルアップに向けた継続的な機会として拡充を計画しています。

programsの提供スケジュール


プログラムの提供は2026年下期を予定。今後の詳細については随時発表される予定です。こうした新たな取り組みは、高度な技術を持つ次世代の組込みソフトウェアエンジニアを育成するための重要なステップであると考えられています。

JASAの役割と専門性


JASAは、長年にわたって組込み系技術者の教育と認定を行ってきた実績があります。毎年数千人の技術者がこのプログラムを利用し、専門知識を習得してきました。しかし、LinuxやOSSに関連するトレーニングは今まで体系的に整備されておらず、LFの豊富な知識を取り入れることで、さらに強化された教育機会が提供されることが期待されています。

今後もLFとJASAは、日本の組込みソフトウェアエンジニアの育成を進め、技術者の能力向上につながるプログラムを引き続き開発していく予定です。これにより、国内での組込み技術の発展と、グローバルシーンでの競争力向上がを目指していきます。

ぜひ、この革新的なプログラムに注目し、新しい可能性を追求してみてはいかがでしょうか。


画像1

会社情報

会社名
The Linux Foundation Japan
住所
神奈川県横浜市中区元町4-168BIZcomfort元町ビル 4F-10号室
電話番号

関連リンク

サードペディア百科事典: Linux Foundation OSS JASA

Wiki3: Linux Foundation OSS JASA

トピックス(IT)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。