湘南発・新たな障がい者支援プロジェクト
株式会社スペシャル・サポーターズ(神奈川県茅ヶ崎市)が新たに開始した就労支援プロジェクト「湘南モデル」が注目を集めています。このプロジェクトは「福祉×IT×ビジネス」をテーマに掲げ、障がいのある方が自身の特技を活かして社会参加できる環境を整えることを目指しています。
プロジェクトの理念と目的
現在、同社では就労継続支援B型事業所を運営し、パソコンを活用したクリエイティブデザインやデータ入力、SNS運用などのオフィス業務に取り組んでいる利用者さんたち。その背景には、障がいを持つ方々が「できない」ことから支援されるのではなく、「できる」ことを育む支援が必要だという考えがあります。
「湘南モデル」は、障がいがあってもその人の強みを十分に活かせる社会を創造するために、地域と連携しながら働く選択肢を増やしていくことを目指しています。このプロジェクトを通じて、障がいがある方々が自信を持って働ける場を増やしていく考えです。
プロジェクトの展開
クラウドファンディングとして集められる資金は、プロジェクトの基盤となる支援を広げるために活用されます。目標金額は200万円で、募集期間は2025年11月から12月までの間。リターンとしては、実際の就労支援事業所の見学や、利用者がデザインしたSNS用のサムネイル作成など、支援者がプロジェクトに参加できる機会が提供されます。
具体的なリターンプラン
1.
施設見学コース:就労支援事業所の現場を訪れ、利用者さんと共に働く姿を直接見ることができます。
2.
サムネイル/ZOOM背景作成コース:支援者のためのオリジナルデザインを作成し、SNSやZOOM会議で活用することができます。これにより、応援を可視化し、関わりを深めることが可能です。
新たな挑戦の展望
また、長期的には「ドローン事業」への進出も視野に入れており、高齢者支援や企業との連携を強化して、新しい働き方の選択肢を提供していく異なるアプローチも展開予定です。これにより、障がいがある方々がより多様な職場で能力を発揮できる環境を整えていきます。
私たちは、障がいの有無にかかわらず、全員が自分らしく働くことができる未来を描き、働く喜びを共に分かち合える世界を目指しています。湘南から、この「働く自信」を広めていく新たな挑戦の第一歩を踏み出しました。
最後に
障がいがある方が自分の「得意」を活かせる社会は、全ての人にとっての大きな力となります。この湘南モデルが、全国津々浦々に広がり、より多くの発展と希望をもたらすことを願ってやみません。今後の進捗が大いに楽しみです。