パトスロゴスとメディフォン、健康経営を支える新たな提携
最近、株式会社パトスロゴスが企業向けHR共創プラットフォームの提供を進める中、メディフォンとの販売店契約を締結したことが発表されました。これにより、メディフォンが手がけるクラウド健康管理システム「mediment」の販売が始まり、両社はデータ連携の実現に向けた取り組みを進めます。
メディフォンの目指す医療インフラ
メディフォンは2014年に設立された企業で、一般社団法人からスタートし、現在では遠隔医療通訳サービス「mediPhone」とクラウド健康管理システム「mediment」を大きな柱にしています。「mediPhone」は、全国約88,000の医療機関で導入されており、言語の壁を超えた医療サービスを提供。2021年からは法人向けに「mediment」を展開し、10万人以上の従業員の健康管理をサポートしています。
このシステムは、産業医との面談や健康診断データの管理を支援し、企業の健康経営や予防医療を促進します。メディフォンは医療インフラの構築を通じ、もっと多様な社会に適した医療アクセスを実現することを目指しています。
パトスロゴスのHR共創プラットフォーム
一方、パトスロゴスは2020年に設立され、「PathosLogos」と「Combosite人事給与」というHRプラットフォームを提供しています。日本企業が特化型HR SaaSを選択可能にし、人事データを一元化することで生産性を向上させることを徹底的に追求しています。
「PathosLogos」は導入が簡単で、各種のSaaSとデータ連携が可能です。これにより、企業のバックオフィスのDX化を進め、人的資源を最大限に活用することを目指しています。
提携の意図と期待される効果
今回のメディフォンとの提携は、従業員の健康向上と組織の生産性の向上を実現するための重要なステップといえます。両社は、健康経営を支えることで企業の人的資本経営を進めていく方針です。「mediment」と「PathosLogos」のデータ連携の実装を進めることで、企業はより効率的に健康管理を行うことができ、その結果、従業員の心身の健康維持にも貢献することが期待されています。
提供サービスの概要
- - クラウド健康管理システム『mediment』: 健康診断やストレスチェックの実施、産業医面談の調整などを効率化するサービスです。結果の可視化や医療専門家のサポートによって、健康課題の把握と改善が容易になります。
- - HR共創プラットフォーム『PathosLogos』: 人事業務の情報を一元管理し、各分野に特化したサービスとシームレスに連携できる新しいプラットフォームです。業務プロセスを柔軟に構築し、業務の効率化を進めます。
まとめ
この提携は、健康経営とHRの分野で新しい時代を迎える重要な一歩となります。日本企業が健康経営を実現するための強力なツールが2つの企業によって提供されることで、より良い労働環境の形成が期待されます。健康経営の取り組みが進む中で、社員一人ひとりが心身ともに健康であることが企業の成長に直結する時代が近づいています。