明和町竹神社で地域がつながるイベント「鎮守の森楽社」が開催!
三重県明和町で、地域住民とのつながりを深めることを目的とした「鎮守の森楽社」が2025年6月7日(土)に竹神社で開催されます。このイベントは第42回斎王まつりに合わせたもので、子どもたちは自然の中で自由に遊ぶことができ、地域コミュニティの活動が反映された場となるでしょう。
地域活性化を目指す竹神社と明和観光商社
竹神社は明和町で地域の文化や自然を守る重要な施設です。近年、全国的に地域コミュニティのつながりが薄れつつある中、明和町でもその問題に対処するための取り組みが進められています。2020年までの竹神社は社務所の開所日が限られていましたが、コロナ禍以降、地域の人々が主体となって神社の活性化に努めています。また、明和観光商社はその活動に協力し、地域の資源を活かした観光施策を実施しています。
2022年からは持続可能な神社経営をコンセプトに、観光を手段とした地域活性化を進めています。御朱印の企画や情報発信、鎮守の森の活用などを通じて、明和町の地域コミュニティの活性化と関係人口の拡大に努めています。
「鎮守の森楽社」の目的と内容
「鎮守の森楽社」は、竹神社の森を開放し、子どもたちや地域の方々が集い、遊びや体験を楽しむ機会です。竹神社はかつて地域の子どもたちが自由に遊び、近隣のつながりを育む場所でした。今の子どもたちにもそのような体験をしてほしいとの思いから、地域住民が協力し、「みんなでつくる遊び場」を実現しています。
当日は、森の中に遊び場やゲームコーナー、めだかすくいや竹神社の探検が設けられ、子どもたちが安心して楽しむことのできる空間が準備されます。森の中はひんやりと涼しく、訪れた方々は心地よい環境で過ごすことができます。また、地域の大人たちが見守る中、誰でも参加可能で、気軽に遊べるのが魅力です。
開催概要
- - 日時: 2025年6月7日(土)11:00~16:00(雨天中止)
- - 場所: 竹神社 境内・鎮守の森(明和町斎宮2757-2)
- - 内容: 森遊び、ゲームコーナー、めだかすくい、竹神社探検 など
- - 申込: 不要・出入り自由
竹神社の歴史と役割
明治44年(1911年)に旧斎宮村にあった25社の神を合祀して誕生した竹神社は、長い歴史を持っています。当初は竹川の古里にありましたが、明治時代に現在の場所に移転しました。また、周辺からは平安時代の遺構が見つかっており、斎王の御殿の跡地とも言われています。さらに、謡曲「絵馬」にちなんだ絵馬殿にある絵馬も重要な文化資源として保管されています。
明和観光商社の役割
明和観光商社は三重県・明和町の観光施策や地域資源の連携を推進する重要な存在です。観光地域づくりやふるさと納税支援に取り組み、地域の魅力を引き出すための活動を行っています。代表理事は千田良仁氏で、明和町斎宮3039-2に本社を構えています。
この地域が持つ自然や文化を楽しむ「鎮守の森楽社」は、明和町全体にとって貴重な機会であり、多くの人々が訪れることが期待されています。地域の魅力を再発見し、住民同士のつながりを深める良い場になるでしょう。