銀座松屋通りに新たなホリスティック施設「THE HUNDRED」誕生
2024年秋、銀座松屋通りにて安田不動産が運営する「銀座松屋通り安田ビル」が全館開業する。その中で、5階から9階にはソルト・グループが手掛けるホリスティック・ウェルネス・クリニック「THE HUNDRED(ロンジビティハウス)」が登場する。
「THE HUNDRED」とは何か
「THE HUNDRED」は、人生100年時代において心身共に健康で充実した生活を送るための施設だ。その運営理念には「先端的な再生医療と古来の伝統医学、さらに日本の食文化を融合させる」ことが掲げられている。ソルト・グループの井上盛夫社長は「食と健康は生き方に繋がる」という信念のもと、精力的に事業を進めてきた。
5階から7階には自家および他家由来の細胞・組織を用いる再生医療施設「STEM CELL CLINIC」が設置される。このクリニックでは心筋再生治療などの先端医療に基づいた長期的な健康管理のサポートが行われる。皮膚細胞や組織修復のための最新設備も整えられ、個々の健康状態に応じた治療が実施される。
複合型のサービス提供
7階には特別なメンバーシップで利用できる「LONGEVITY HOUSE」があり、訪問者は自宅のようにリラックスし、食事や施術を楽しむことができる。このスペースでは、アーユルヴェーダを基にしたリラクゼーションを通じて、心身の調和を促進するプランも提供される。
アーユルヴェーダ専門家によるアドバイスを受け、個別の施術を通じて自宅でも実践できるセルフケア法を学ぶことができる。
8階には5000年以上の歴史を持つアーユルヴェーダを基盤とした「WELLNESS SALON」が用意され、心身のバランスを整えるための施術が行われる。最後の9階には「百薬 by 徳山鮓」という発酵料理料亭があり、誰もが楽しめる健康的な料理を提供する。
健康と食が密接に結びつく
健康的な生活に必要な要素は多岐にわたるが、食文化はその中でも特に重要だ。「THE HUNDRED」では、自然の恵みを大切にした日本の料理を通じて、体に優しく美味しい食事を広げていく。料理長は滋賀県の伝統的な発酵技術を駆使した徳山浩明氏が監修し、自然素材で作られた料理は、身体だけではなく、心にも優しい。
このような複合的なサービスが一堂に入っている「THE HUNDRED」は、銀座松屋通りで新たなライフスタイルを提案する地点として注目されている。心身の健康を追求したい人々にとって、ひとつの特別な体験を提供する場となるだろう。
物件概要
- - 建物名: 銀座松屋通り安田ビル
- - 所在地: 東京都中央区銀座四丁目4-2
- - 交通: 東京メトロ「銀座」駅徒歩2分
- - 構造・規模: 鉄骨造、地下1階地上9階建て
- - 延床面積: 1,499.55㎡
- - 開業
- 2023年2月3日【B1F~4F】
- 2024年10月11日【5F~8F】
- 2024年11月8日【9F】
銀座松屋通り安田ビルがもたらす新たな価値が、地域にどのような影響を与えるのか大いに期待される。