国民的アニソンシンガーである影山ヒロノブのキャリアを詳しく探る特集が、ABEMAの『SHIBUYA ANIME BASE』#シブアニで放送されました。この放送では、影山さん自身のインタビューを通じて、彼がどのようにして多くのファンに支持されるアーティストへ成長していったのか、その背景が語られます。
まず影山さんは、16歳で歌手デビューを果たし、1977年にはバンドLAZYのボーカル・ミッシェルとしての道を歩み始めました。しかし、ここからが彼の音楽人生の波乱の始まりです。デビュー当初の影山さんは、森雪之丞さんの作詞や、松任谷由美さんとの協力を経て、楽曲をリリースしましたが、商業的な成功には恵まれませんでした。
「特にデビュー曲は失敗に終わったんです」と影山さんは懐かしさを胸に語ります。「しかし、3枚目の『赤頭巾ちゃん御用心』で大ヒットを記録しました。ところが、その道のりは平坦ではなく、私がロックに挑戦したいと思っていても、レコード会社は可愛らしい路線を追求し続けました。」
影山さんとレコード会社、そしてメンバーとの間で起きた方向性の違いは、やがてLAZYの解散へと繋がります。彼は1981年にはソロアーティストとして新たにスタートしましたが、果たしてその後の道のりにはどういった試練と成功が待ち受けていたのでしょうか?
今回の『SHIBUYA ANIME BASE』では、影山さんの過去から現在までの経歴を年表形式で詳しく紹介。彼の音楽に対する情熱と、その背景には様々な出来事が隠されていることが明らかになります。さらに、影山さんとTattooがコラボするライブ映像も特別に公開されます。
また、番組では影山さんが現在活動を続けている姿が見られる貴重なシーンも取り上げられ、彼の飽くなき探求心やファンを大切にする姿勢が強調される内容となっています。影山さんは「自分の音楽を持つことが最も大切。だからこそ、自分のスタジオを作った」と語り、彼のプロとしての成長と挑戦の姿勢は、多くの人々に感動を与えています。
さらに、5月10日・11日の「マチ★アソビvol.28」では、アニメに関連するトークショーやブースも多く設けられ、アニメファンにとって楽しい2日間となりました。58,000人を超える来場者を記録し、アニメ制作会社のスタッフによるトークイベントも盛況を博しました。
特に、MAPPA制作に関するトークイベントでは、大塚学社長をはじめとして、作品の制作裏話が披露されるなど、アニメ制作への情熱が語られ、素材へのこだわりが強調されました。「これからも多国籍にアニメを広めていきたい」と大塚さんが業界への思いを語る姿は、アニメ業界の未来に希望を感じさせます。
影山ヒロノブさんの特集は、彼の音楽にかける情熱や、アニメ界の盛り上がりを感じ取る貴重な機会となっています。次回の放送では、さらに深い彼の物語が明らかにされることを期待しています。