日本初のソブリン・サイバーセキュリティプラットフォーム「MIJXDR」が誕生
日本サイバーディフェンス株式会社は、2025年に日本初のソブリン・サイバーセキュリティ・プラットフォーム「MIJXDR」を正式に発表しました。このプラットフォームの発表は、インキュベイトファンドやMPower Partners、DBJキャピタルといった投資家からの10億円の資金調達に基づいています。この取り組みは、日本政府のサイバー産業振興戦略に基づくもので、国産の優れた製品やサービスの創出を目指しています。
資金調達の背景
現在、日本で導入されているサイバーセキュリティソリューションのほとんどが海外製である中、日本サイバーディフェンスは、日本の自立性を強化するための重要な一歩を踏み出しました。2024年には、日本国内で観測されるサイバー攻撃が6,860億件を超えると予測されており、その脅威も日々高度化しています。防衛省や経済産業省は、サイバー防衛の戦略的重要性を強調しており、METIは2035年までに市場を3倍に拡大させる方針を掲げています。
「MIJXDR」の特徴
新たなプラットフォーム「MIJXDR」は、日本政府の方針に沿った防御機能を持ち、重要インフラや公共部門のセキュリティ要件を満たしています。また、高度な脅威検知機能や、24時間365日対応のセキュリティオペレーションセンター(SOC)の自動化を実現。AIによる高スループット防御でセキュリティチームの作業をサポートします。さらに、プライバシーを重視したコンプライアンス基準にも適合し、日本国内での開発、運用を一貫して行っている点が特長です。
今後の展望
NCDは今後、「MIJXDR」の正式なローンチを通じて、日本のサイバーセキュリティの未来を形作ることを目指すとしています。セキュリティ技術の開発だけでなく、サイバーセキュリティエコシステムの構築にも注力し、業界セミナーやワークショップを通じた啓発活動を行います。NCDの目標は、メイドインジャパンの技術を国際標準へと押し上げることです。
投資家からの支持
今回の資金調達に対する投資家からのコメントも寄せられています。インキュベイトファンドのポール・マクナーニは、日本における主権サイバーセキュリティ基盤の構築の重要性を強調し、NCDのチームに期待を寄せています。MPower Partnersの村上由美子も、日本発の最先端サイバーセキュリティ産業を支援できることに感謝の意を示しました。
日本サイバーディフェンスのビジョン
NCDのCEOカータン・マクラクリンは、今回の資金調達を通じて日本を守るためのプラットフォームをさらに加速させるとして、そのビジョンを明言しています。NCDは、セキュリティサービスを必要とするすべての企業や政府機関と協力し、デジタル環境をより安全にするために尽力していく方針です。さらに、サイバーセキュリティの技能を持った次世代人材の育成にも力を注いでいきます。
会社概要
日本サイバーディフェンス株式会社の本社は東京都千代田区にあり、2017年に設立されました。サイバーセキュリティに関連する幅広いサービスを提供しており、特にサイバー脅威への早急な対応が求められる現代のニーズにお応えしています。
今後もNCDの活躍に注目が集まることでしょう。