次世代を育む「Next Education Award」
一般財団法人活育教育財団が新たに設立した「Next Education Award(NEA)」は、教育界における実践的な取り組みを評価する新しい賞です。このアワードは、2021年12月に立ち上げられ、次世代に向けた教育活動にスポットを当てています。
教育は、社会が直面している様々な課題、例えば地球温暖化や少子高齢化、貧富の格差拡大などを克服するための鍵とされています。ファイナルまで進出した教育者たちは、同じ志を持つ仲間と出会う機会が提供され、自身の実践を全国へ広めることが可能です。
応募の概要
このアワードでは、幼児から高校生を対象にした教育実践が対象です。応募は自薦および他薦が可能で、特に他薦の締切は1月17日、そして自薦の締切は1月31日となっています。審査基準には、実践の地域性、子どもたちへのポジティブな影響、そして社会や環境への貢献が含まれます。
スケジュールと審査
- 他薦応募締切: 2022年1月17日
- 自薦応募締切: 2022年1月31日
- 結果発表: 2022年2月末
- ファイナリスト選出: 2022年3月末
- 表彰式と交流会を福岡県糸島市で開催予定
ファイナルには、選ばれた「最優秀賞者」が賞金10万円を受賞し、さらにファイナリストの実践内容がNEAのウェブサイトに公開されます。
審査員の顔ぶれ
審査員には、内閣府の審議官を務める合田哲雄氏、元Googleの副社長である村上憲郎氏、東京大学の栗田佳代子教授など、教育界の著名な専門家が揃っています。彼らの指導の下、選ばれた多くの教育実践が評価され、次世代育成に寄与していくことが期待されています。
活育教育財団の理念と活動
活育教育財団は「イキイキと生き続ける力を引き出す教育」を研究・実践する組織です。生徒が社会で必要とされるスキルや知識を身につけ、自分自身のイキイキを追求することを目指しています。また、様々な教育プログラムを提供し、次世代のリーダーを育成するために尽力しています。
まとめ
Next Education Awardは、現代の課題解決に向けて地域社会や教育界で実践されている優れた教育活動を広めるための重要なアプローチです。新しい時代に必要な教育の形を模索するため、次世代の力を引き出す働きかけが求められているのです。応募してみる価値は十分にあります。