2025年度経営方針発表会のハイライト
2025年6月2日、東京都千代田区に本社を置くValue Financial Holdings株式会社が東京マリオットホテルで「2025年度 経営方針発表会」を開催しました。代表取締役社長の千秋昌康氏は、今年度のテーマを「品質を通じて安心で快適な未来を築く」とし、「信頼のバリューモデル」を基軸に持続的な成長を目指す意向を表明しました。
経営方針のポイント
千秋社長は、昨年度までの事業基盤の健全化が成し遂げられたことに言及。この実績を踏まえ、今年度は「提案品質」「支援品質」「信頼品質」という三つの軸を設定し、それらを持続的に向上させていく方針を掲げました。さらに、IPOを単純な資金調達としてではなく、企業の信頼性と品質を公開・証明する過程と位置づけ、上場後の成長戦略には教育制度の拡充や地域支援体制の強化、テクノロジーの導入による企業価値の最大化を掲げています。
経営の新フェーズへのアプローチ
副社長の花岡慎氏は、「品質を行動と仕組みで動かす」経営の新フェーズに入り、営業支援の標準化や支援プロセスの再設計を含む五つの重点施策に取り組む意思を示しました。また、中期経営計画である「Re-BORN2026」の展望として、2027年度には売上100億円を超え、国内代理店トップ10入りを目指すという具体的な成長目標を発表しました。
米国からの学び
発表会では、海外事業開発担当執行役員の佐藤慎太郎氏と千秋社長の対談も行われ、「日米の保険仲介業の構造と文化の違い」というテーマに焦点を当てました。特に、保険ブローカーの社会的評価が高い米国におけるモデル「MGA(Managing General Agent)」の有効性が紹介され、日本市場でも注目されるべき存在であることが強調されました。
品質文化の推進
閉会のあいさつで会長の木村亨氏は、「品質はただのスローガンではなく、社員一人ひとりの誠実な行動によって文化として育てる必要がある」と語り、特に日本版MGAモデルの進化においても“品質”の追求の重要性を強調しました。
Value Financial Holdingsは、今後も業界の信頼基盤を支え、制度に頼らず人の行動から始まる品質文化を全社的に進めることで、「安心で快適な未来」の実現を目指していく方針です。
会社概要
- - 会社名: Value Financial Holdings株式会社
- - 所在地: 東京都千代田区内神田1丁目10番1号 平富ビル5階
- - 代表者: 代表取締役社長 千秋昌康
- - 事業内容: 総合金融代理店(保険・証券・銀行等の仲介業務)、M&A支援、海外事業開発
- - URL: Value Financial Holdings
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