2024年10月31日、ファインディ株式会社は「Findy Team+ Award 2024」の受賞企業を発表しました。このイベントは、開発生産性を可視化し、特に優れた企業やチームを称賛する目的で行われました。約450社から選ばれた受賞企業は、エンジニア組織のパフォーマンス向上に寄与する多様な取り組みを実施しています。
「Findy Team+」は、企業が持つ開発プロセスの改善や生産性の向上を支援するSaaSとして、2021年10月に提供を開始した製品です。これまでの実績を踏まえ、同アワードを通じて優れた取り組みを広く発表し、業界全体の技術力向上を目指しています。
今年度の表彰プログラムの背景には、日本が直面する「2025年の崖」やIT人材不足の問題が挙げられます。国際競争力の低下が懸念される中、ソフトウェア開発の重要性はますます増しており、企業は変革を求められています。効率的な開発プロセスや柔軟な組織構造が、企業競争力を維持するための重要な要因となっています。
3つの表彰部門での受賞
今年の「Findy Team+ Award 2024」では、以下の3つのカテゴリーに分かれて受賞企業が選ばれました。
1.
Organization Award: 開発組織全体の開発生産性スコアが高い企業を表彰。
- 受賞企業には、サイバーエージェントやマネーフォワードなどが含まれています。
- 小規模および中規模の企業もカテゴリーに応じて選ばれています。
2.
Team Award: チーム単位での高い開発生産性スコアを有するチームが対象。アジャイル開発を行うチームも含まれます。
- 受賞した企業チームには、and factoryやHRBrainなど、先進的な取り組みを行っているチームが名を連ねています。
3.
Frontier Award: 開発生産性向上に向けた独自のプラクティスを実施している企業を対象にした賞です。
- 医療や金融、IT業界など多様な分野から受賞企業が集まり、その取り組みが高く評価されました。
表彰式の注目発表
表彰式では、実際に優れた成果を上げた企業から具体的な事例が発表されました。たとえば、株式会社カケハシの事例では、スプリントゴールの設定にチームの状態を組み合わせて成果を上げた様子が紹介され、また楽天カードのチームでは、大規模な開発からトランクベース開発への移行が紹介されました。これらの取り組みは、現代の開発環境における変革の重要性を強調しています。
今後もファインディはエンジニア組織のパフォーマンス向上を支援するため、新たな取り組みを進めていく考えです。エンジニアたちが挑戦しやすく、成長できるプラットフォームの構築を目指しています。
サービスの詳細
ファインディが提供する「Findy Team+」は、開発生産性の可視化と向上を支援するツールとして、多くの企業に利用されてきました。開発プロセスの分析や問題点の把握など、組織の健康診断を通じて、改善へ繋げる具体的なアプローチを提供しています。興味のある方は、テストトライアルプランの申し込みや詳細情報をご覧してください。
URL:
Findy Team+公式サイト