株式会社バップが公式サイトを全面リニューアルし新たなブランド展開を目指す

株式会社バップの公式サイトが一新

2023年、株式会社バップが公式ウェブサイトを全面的にリニューアルしました。この変革の背景には「リブランディング」を目的とした視覚的および機能的な改善があります。これにより、同社は「パッケージ販売会社」から「コンテンツ総合カンパニー」への新たな顔を打ち出そうとしています。

リニューアルの主なポイント

リニューアルにあたって重視されたのは、全体的なサイトの役割を「情報発信のハブ」として再定義することです。従来のサイト構成を見直し、最新の情報や注力しているコンテンツが一目で分かるように設計されています。ユーザーが直感的に目的の情報にアクセスできるよう、導線も工夫されています。特に、閲覧履歴ページを新たに実装したことで、一度見た作品へも簡単に戻れる利便性が向上しました。

配信事業の独立展開

さらに、新たに設けられた配信事業「STREAMING」セクションでは、急成長する配信市場に特化した情報が整備されました。ユーザーは、Blu-rayやDVDの情報との明確な区分けによって、視聴中の作品を容易に探し出せるようになっています。作品ごとの詳細情報や関連リンクも整理され、情報へのアクセスを一層スムーズにしました。

商品情報の統合

以前は様々なカテゴリごとに分散していた商品情報も、リニューアル後は統合表示されるようになりました。同一作品の情報を一画面で確認できるため、全体像の把握が容易になり、購入や視聴の過程が簡素化されています。

リニューアルの背景と展望

このリニューアルにおいて、バップ社の担当者は、「これまでのパッケージを販売する会社というイメージから、コンテンツ総合カンパニーへとブランドを転換することを目指しています」と語ります。また、サイトの基調色を黒から白に変更したことにより、コンテンツごとのビジュアルが際立つようになったとのことです。

特に、「配信事業」の成長を見越して、サイト内での情報提示を工夫し、ユーザーがストレスなく必要な情報にアクセスできるような導線整理が強調されました。このようなアプローチは、日テレWandsからの客観的な意見を取り入れることで実現したもので、リニューアルに大きな成果をもたらせるでしょう。

CMS「UNIT04」の採用

今回のリニューアルでは、日テレWandsが独自に開発したクラウド型CMS「UNIT04」が使用されています。固有の機能を自由に組み合わせることができるため、運用にあたっての柔軟性が大幅に向上しました。従来のCMSでは運用上の制約が多藤見受けられましたが、「UNIT04」ではその点がクリアになり、実際の業務運用に即した形でカスタマイズ可能です。

株式会社バップとは

株式会社バップは、1981年に設立された日本のエンターテインメント企業であり、映像・音楽コンテンツの企画から販売、配信まで幅広く手掛けています。公式ウェブサイトへのアクセスはこちらから可能です。また、日テレWandsはバップのリニューアルプロジェクトをサポートした企業で、2018年に設立されたクラウド型CMSを提供しています。