元日本代表のラグビー選手、畠山健介氏が新たに東京山九フェニックスのFWコーチに就任することが発表されました。畠山氏は、ジャパンラグビートップリーグで活躍した経歴を持ち、プロップ史上最多のキャップ78を誇るなど、素晴らしい実績があります。その豊富な経験を活かし、選手一人ひとりの個性を最大限に引き出すことを目指すと彼自身がコメントしています。
チームの勝利に向けた決意を語る畠山氏は、スクラムやセットプレーの強化を通じて、選手たちの“勝てる前進力”を高めることに重きを置いていると明言しました。彼の指導スタイルは、エネルギッシュかつ情熱的であると多くの選手が評価しており、既に選手たちとの信頼関係が築かれているとのことです。
これに対して、東京山九フェニックスのオーナーである四宮洋平氏もコメント。彼は畠山氏の豊富な経験を高く評価し、選手たちへの指導が新たな力となることを期待していると述べました。また、今後の試合での勝利を期待する声がチーム内外で高まり、東京山九フェニックスのさらなる成長が期待されています。
東京山九フェニックスは、2013年に設立された女子ラグビーチームです。当初は渋谷区の小学校の校庭を借りて練習を行っていましたが、現在は神奈川県に移転したグラウンドで活動しています。しかし、拠点は常に渋谷区にあることにこだわっています。
チームのメンバーは、仕事や大学での勉強をしつつもラグビーに情熱を注いでおり、特に渋谷という多様性に富んだ街の文化を反映させたチームスピリットが特徴です。チームの母体が2002年に設立されてから20年を迎え、女子ラグビー文化の発信や地域貢献に努めています。
東京山九フェニックスは、15人制・7人制ともに日本代表選手を輩出しており、最近では2022年度の大会で二冠を達成しました。それに続いて、2023年度・2024年度の15人制大会でも優勝し、三連覇を果たしています。このような成績は、畠山氏加入がチームに与える波及効果の一つと捉えられています。
公式な情報発信も行っており、公式HP、Twitter、Facebook、Instagram、YouTubeなど様々なプラットフォームで情報を発信しています。また、女子ラグビーを通じて地域の活性化や文化貢献にも力を入れています。今後、畠山氏の指導のもと、どのような成果が上がるのか、ファンからの期待が高まるところです。