日本人初の単独講演が実現
このたび、一般社団法人日本コワーキングスペース&コミュニティマネージャー協会(JCCO)の代表理事である青木雄太氏が、業界最大規模のカンファレンス「Coworking Europe」において、日本人初の単独講演を行うことが決まりました。このカンファレンスは、ヨーロッパはもとより世界中のコワーキングスペースやフレキシブルワークスペースの運営者が一堂に会する重要なイベントです。
Coworking Europeとは
Coworking Europeは、2010年にブリュッセルで初開催されて以来、毎年行われているカンファレンスです。2019年の開催までに、約5,000人が参加し、国際的なコワーキングスペース文化の発展に寄与してきました。2025年の開催地はドイツのベルリンで、日程は11月19日から20日までを予定しています。
講演のテーマ
青木氏の講演テーマは「コワーキングにおけるコミュニティの価値向上を目指す、『ソーシャルグラフ』『定量的な評価』そして『ひと対ひとのつながり』」です。この講演では、コミュニティの可視化や目標設定の具体的な手法について説明する予定で、これまでの実績やユースケースをもとに最新の知識を共有します。
JCCOの設立目的
青木氏が率いるJCCOは、2023年6月に設立された一般社団法人で、コミュニティの価値を引き出し、コワーキングスペースの収益へと結びつけることを目的としています。コワーキングスペースのオーナーに対しては、収益化のヒントを提供し、コミュニティマネージャーには専門的なスキル向上を図るための講座を実施しています。
コワーキングの未来と青木氏の役割
青木氏の講演は、コミュニティマネジメントの重要性認識を広め、国際的な舞台で日本のコワーキングスペース文化を紹介する契機ともなります。CEO兼ファウンダーのJean-Yves Huwart氏は、日本のエンジニアリングとマネジメントの知見は世界的に認められており、青木氏もその一員であると称賛しています。
JCCOの活動と期待感
青木氏は、JCCOが長年推進してきたコミュニティマネジメントの理論が国際的に評価されていることを大変喜んでおり、今回の機会を「恩返し」として捉えていると述べています。この講演が、世界中のコワーキング実務者にとって有益なものであることを確信しています。
最後に
Coworking Europeの参加を検討される方は、ぜひお問い合わせください。新しいコワーキングの風を、日本から世界へ発信する青木氏の講演は、今後のコミュニティマネジメントの在り方について新たな視点を提供することでしょう。