インテリアデザイナー袴田広基が手掛ける新スタジオ「STUDIO ROW」の照明展

新たなデザインスタジオ「STUDIO ROW」

インテリアデザイナー袴田広基が手掛ける新たなデザインスタジオ「STUDIO ROW」が、東京都渋谷区にオープンしました。このスタジオでは、独自の視点から生み出された異素材を融合させた照明器具が初めて披露されます。

異素材融合の力

「STUDIO ROW」の特徴は、和の伝統工芸と機械部品を組み合わせることによって、新しい価値を創出している点です。特に注目は、工業用メッシュパイプを使用した「ROW」という商品。この照明は、普段は隠れている素材を表に出し、光と影のコントラストを引き立てることで、空間に美しさを加えます。

さらに、日本の伝統的な組紐を活用した「MUSUBI」も注目の商品です。老舗の製造業者とのコラボレーションにより、伝統と現代が融合した新たなデザインが生まれました。この照明は、「縁を結ぶ」という意味が込められたデザインで、見る者に深いメッセージを伝えます。

上質な空間を演出

デザイナーの袴田は、空間創りにおいて陰影の美しさに重きを置いています。彼のデザインは、単なる照明器具を超え、居住空間の質を高めることを目的としています。「STUDIO ROW」による製品は、その空間にあった雰囲気を引き立て、居住者の生活を豊かにします。

DESIGNART TOKYO 2021への出展

「STUDIO ROW」は、2021年10月22日から29日に開催される「DESIGNART TOKYO 2021」に初出展します。このイベントでは、インテリアやアート、ファッションなど多様なジャンルの才能が結集し、広く一般に公開される貴重な機会です。展示においては、照明の魅力を最大限に引き出す袴田の演出を通じて、作り出された空間を体感できます。