タカラベルモント、創業104年で初のグローバルイベント「TB PARTNERS CONVENTION 2025」を開催

タカラベルモント、創業104年で初のグローバルイベントを開催

タカラベルモント株式会社（本社：大阪市中央区、代表取締役会長兼社長：吉川秀隆）は、創業104年を迎えた2025年4月23日（水）、大阪市のグランキューブ大阪において初となる国内外のディストリビューターやサプライヤーを対象としたグローバルイベント「TB PARTNERS CONVENTION 2025」を開催しました。このイベントには、国内外から316社425名が参加し、タカラベルモントの103年の歩みを振り返る「グループプレゼンテーション」と、154社214名を対象にした「理美容・化粧品分科会」が行われました。

イベントの冒頭では、タカラベルモントがこれまで支えてくださった参加者への感謝を込めた特別映像が上映され、その後、同社やグループ会社の代表者たちによる紹介が行われました。吉川社長は、長年のパートナーシップに感謝の意を示し、今後の協力関係を強化していく決意を表明しました。

サステナビリティと未来のビジョン

イベントでは、タカラベルモントの中長期ビジョン「VISION2028」も発表されました。このビジョンでは、ビジネスの中心にサステナビリティを据え、イノベーションを通じて人々と社会のウェルビーイングを実現するグローバルカンパニーを目指すことが明言され、グループ売上高1,000億円の達成に向けた取り組みが展開されていることが報告されました。

特に、グローバルパンデミックの影響下でも安定した成長を維持できている背景には、強固な事業基盤と変化に対する柔軟な対応、そして国内外のパートナーからの支援があることが強調されました。タカラベルモントは今後も進化を続け、持続可能な成長を目指す姿勢を示しました。

国内外での事業活動とイノベーション

国内事業においては、サロン体験価値の向上や生産性の向上を目指し、シャンプーボウルをチェアに収納できる「ミニマルサロンユニットワン」などの製品を展開しています。さらに、AI搭載のスマートデバイスミラー「ECILA」や会員制オンラインストア「BEAUTY CITY」を通じて、サロンのオペレーション改革も行われており、業界をリードする取り組みが進んでいます。

国際市場においても、タカラベルモントは「YUME SHAMPOOによるHEAD SPA技術」の浸透を図り、フランス市場での事業継承を通じて、美容機器分野の成長を目指しています。さらにデンタル事業では、光学技術による歯の硬さ測定機器「BEL-CODE」の普及促進を図り、グローバルな展開を加速させています。

持続可能な未来に向けた取り組み

タカラベルモントは、サステナビリティ経営の強化に向け、2023年8月に「サステナビリティポリシー」を策定し、2024年度には「人権方針」や「サステナビリティ調達方針」を制定する予定です。これにより、企業の社会的責任を重視し、イノベーションを通じて社会的価値と経済的価値の両立を目指していきます。

大阪・関西万博2025では「大阪ヘルスケアパビリオン」内に同社のブース「Quantum Leap for Beauty World」を展開し、未来の美についてのビジョンを提案しました。イベントの終わりには、理美容・化粧品分科会が行われ、今後のグローバル事業方針と国内事業方針が発表され、地域に根差した戦略的な展開が強調されました。

彼らは今後も各サロンと共に歩み、新しいソリューションを提供しながら業界全体の成長を支援していく姿勢を示しています。これからも「美しい人生を、かなえよう。」というパーパスのもと、未来の美と健康の実現を目指し続けるタカラベルモントの動向から目が離せません。