EAGLYSとJDSCが共同でAI活用を加速する新パッケージを発表

EAGLYSとJDSC、AI向け非構造データ整備パッケージの提供開始

EAGLYS株式会社と株式会社JDSCが、データ活用時代における重要な一歩として、共同で非構造データを整備するためのパッケージを発表しました。これにより、企業が保有するデータの効果的な利活用がさらに加速することが期待されています。

データ活用の現状と課題

近年、人工知能（AI）の導入が広がる中、企業が持つデータの約90%が個別に保有されており、効果的な活用が急務とされています。しかし、多くの企業は以下のような課題に直面しています。

- データ形式の不一致
- セキュリティ要件の複雑さ
- 異なるシステム間の連携の難しさ

これにより、AIを活用したデータドリブンな意思決定が遅れているのが現状です。そこで、EAGLYSとJDSCは、それぞれの強みを活かし、これらの課題を解決するパッケージを開発しました。

共同開発の内容と特徴

EAGLYSは、セキュアな秘密計算技術とデータ整備に特化したAI技術を持っています。一方、JDSCは、産業DXとAI実装の豊富な知見を有しています。このコラボレーションにより異なるデータ形式を安全に、迅速にAIが利用できる形式に変換することが可能になりました。具体的には、未管理の作業ファイルやエクセル、ワードなどのデータをAIモデルに連携させることができます。

期待される効果

このパッケージを活用することで、AI導入にかかるコストや手間が大幅に軽減され、企業は迅速にデータ分析を通じた意思決定が可能になります。具体的には、AIエージェントを用いた業務代替が実現し、業務の効率化や生産性向上が期待されます。

EAGLYSとJDSCのビジョン

両社はこの取り組みを通じて、日本のデジタルトランスフォーメーション（DX）の推進を支援し、産業や行政におけるデータ活用の障壁を取り除いていくことを目指しています。特に、データ活用の促進は、企業の競争力を高め、経済全体の成長にも寄与することが見込まれています。

会社情報

EAGLYS株式会社

EAGLYSのウェブサイト
EAGLYSは、インダストリーデータの活用を促進するPrivate AIプラットフォームを提供し、顧客のデータを安全に収集・活用する技術の研究開発に注力しています。データをつなぐハブとして、広範な企業との連携を進めています。

株式会社JDSC

JDSCのウェブサイト
JDSCは、様々な産業分野での高付加価値なAIソリューションを提供。社会課題を解決することを使命としており、大手企業との共同開発を進めています。

この新たな非構造データ整備パッケージの導入により、企業はより良い意思決定のためのデータ活用が進むことでしょう。今後、両社の活躍がますます期待されます。