スタートアップを支援する新たな弁護士マッチングプラットフォーム「ATTIVITA」

新たな弁護士マッチングサービス「ATTIVITA」の登場

新しい匿名相談プラットフォーム「ATTIVITA」が、企業と弁護士のマッチングを支援する新しいサービスを開始しました。このプラットフォームでは、企業が法律的な問いを匿名で投稿し、24時間以内に登録された複数の弁護士から回答を得ることができます。企業にとっては、特定の法務課題に対して最適な法律サービスを選ぶ大きな助けとなるでしょう。

3つの特徴

「ATTIVITA」はただのマッチングサービスではなく、以下の3つの特徴を持っています。

1. 利用手数料が無料

「ATTIVITA」への登録や利用には、企業側の手数料が一切かかりません。また、弁護士の紹介手数料も無料で利用できるため、過去の相談実績やFAQを参考にしたり、多くの法律問題についての情報を得ることが可能です。このそのため、企業は気軽に法務相談を開始できます。

2. 専門的な弁護士が多数登録

プラットフォームには、一般的な会社法から知的財産に至るまで、それぞれの法律分野に専門的に精通した弁護士が50名以上登録されており、スタートアップや中小企業のさまざまなニーズに対応できます。

3. 複数の回答を得られる仕組み

「ATTIVITA」の運用時には、ひとつの質問に対して平均4.3件の弁護士の回答が得られます。これにより選択肢が増え、企業は自分のニーズに最も合った弁護士を選ぶことができるのです。

企業と弁護士の新たな接点

弁護士法人内田・鮫島法律事務所の代表、鮫島正洋弁護士は、「ATTIVITA」のプラットフォームがもたらす新たな情報開示の重要性を強調しています。同プラットフォームがBtoB市場における社会的課題への解決策を提供し、企業はより良い法務サービスを受けられる環境が住むことを期待しています。

アクセラレーションプログラムへの参加

この新サービスは、Plug and Play Japanが提供するアクセラレーションプログラム「Summer/Fall 2019」の一環として採択されました。同プログラムでは、多くの企業からのポジティブなフィードバックを得ており、今後もさらなる発展が期待されています。

「ATTIVITA」の理念

株式会社ATTIVITAの代表取締役である、鷲尾悠介氏は、サービス名の由来について、「活動（activity）と資産（asset）」を意味し、日本の企業を活性化させたいという思いが込められていると語ります。彼は、スタートアップ企業が法的な障壁を克服できるような環境を提供したいと考え、法務サポートを重要な第1歩と位置づけています。