日本初のマルチAIエージェント「Orcha」が進化
昨今、AI技術の進展により、ビジネスの現場では自動化が進んでいますが、個別のツールを使い分ける状況が依然として続いています。これを受けて、株式会社Sales Markerは新たにマルチAIエージェント「Orcha」をリリースしました。今回は、その第二弾機能として「AI Meeting」が発表され、日々の会話を企業の強力な「経営資産」として活用できる道が開かれました。
「Orcha」とは
Orcha(オルカ)は、異なるAI機能を統合することによって、企業内外の情報を一元化し、効率的な意思決定を可能にするためのプラットフォームです。業務の一部を自動化するだけでなく、戦略的な視点から企業の成長をサポートします。
第一弾としてリリースされた「AIスライド」は、企業に合ったプレゼンテーション資料を自動生成する機能を提供しており、業務の効率化を実現しています。しかし、さらに進化した「AI Meeting」では、会議や商談の内容をただ記録するのではなく、重要なインテント(意図)を抽出し、次の行動への道筋を示すことが特徴です。
「AI Meeting」の特長
この新機能は、従来の議事録生成ツールを超えたものです。「AI Meeting」は、録音や録画された会話から重要な要素を拾い上げ、それを基に具体的なアクションプランを提示します。例えば、商談の内容からは提案につながるアクションを自動的に生成することで、営業活動の準備時間を約80%短縮することが可能です。また、企画会議の雑談を戦略スライドへと変換し、新たなマーケティングプランに反映させることもできます。
人事部門においても、1on1面談の結果をもとに組織改善や人材配置の示唆を得ることができ、より効果的なタレントマネジメントに寄与します。これにより、会話が企業の成長を左右する「資産」となる過程が実現されるのです。
代表者のコメント
株式会社Sales Markerの代表取締役CEO、小笠原羽恭氏は、「私たちは全ての会話にインテントが存在すると考えています。その意図を捉えることで、企業はより速く成長できる」と語っています。「AI Meeting」は、そのインテントを活用することで、未来の成長に向けた大きな一歩をサポートします。
今後の展望
今後もOrchaはAIエージェントとして進化し、さまざまな領域での活用を目指します。営業に限らず、マーケティング、採用、開発、教育など多岐に渡る分野で、複雑な業務を単一のインターフェース上で処理できる環境を整えていく予定です。
このように、OrchaはAIを活用してコミュニケーションと意思疎通を効率化し、各企業が直面するさまざまな挑戦を支援していく存在として進化し続けます。