ソウルの美容事情
2025-02-17 11:25:29

アメリカ人女性記者が語る美容都市ソウルの最前線

ソウルでの美容体験が示す新たな美の価値観



アメリカの女性記者、エリース・ヒューが手がける新刊『美人までの階段1000段あってもう潰れそうだけどこのシートマスクを信じてる』が、2月17日に発売されます。この書籍は、彼女がソウルで過ごした4年間の赴任生活をもとに、美容と文化に深く根付いた韓国のスキンケア事情や美意識について掘り下げている。

彼女の冒険は、韓国での生活に触れた瞬間から始まった。赴任した当初、彼女はソウルを「毛穴がない未来」と称し、その美に対する徹底した追求に驚きました。エリースさんはその後、美容整形医やコスメブランドの創業者との取材を通じて、韓国の美容業界の裏側を探ることになりました。彼女は自らも顔面注射を受けるなど、美容に対する意識も高まっていったのです。

この書籍では、実際に体験した施術の詳細や、韓国社会における美の圧力についての考察が描かれています。一般人には理解しづらい「美の帝国ソウル」で、彼女が実際に体感したこと、そして文化の違いによる衝撃的な体験を綴っています。

美容の表と裏



エリースさんは自身の美容体験を通じ、韓国社会の美意識の根深さを浮き彫りにしています。例えば、彼女は自分が生まれてから肌のコンプレックスであったそばかすについて、韓国人がどのような反応を示すかを観察しています。ある韓国人は、彼女のそばかすを見てこう言いました。「それを処理する方法がありますよ」と。驚くべきことに、彼女はその後、肌を改善するために実際に皮膚科に行くことを決意しました。

このように、彼女は韓国における美容に関する考え方や、その影響がいかに深く根付いているかを解説。また、美を追求することで自身が抱える文化的葛藤についても触れています。読者にとっては、韓国の美容事情を通じて、「美」に関する価値観を再考するきっかけとなるはずです。

推薦コメントの重要性



本書には著名な著者やメディアパーソナリティからの推薦文も寄せられています。ジェーン・スーさんは、「美は権力である」として美の重要性を強調し、松田青子さんはルッキズムへの鋭い洞察を述べています。宇垣美里さんも、「美しくなるということ」とは一体どういうことなのか、自らの経験を基に問いかけています。

これらの推薦コメントからも分かるように、本書は単なる美容本にとどまらず、深い洞察と刺激を与える一冊となっています。韓国の文化や社会を知ることで、美容に対する考え方が変わるのではないかと期待が高まります。

結びに



美容に対する考察や文化についての考えを深める本書は、ただのスキンケア情報にとどまるものではありません。エリース・ヒューさんが体験したことを通じて、美の帝国ソウルの世界を存分に味わえる内容となっています。これからの美容の旅を考えるうえで、ぜひ手に取ってみてはいかがでしょうか?


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会社情報

会社名
株式会社新潮社
住所
東京都新宿区矢来町71
電話番号
03-3266-5220

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