商学部生による新たなビジネスプラン授業の魅力
商学部の3年生を対象とした新しい授業「事業構想実践」が始まりました。この授業は、学生が自らビジネスプランを構想するためのもので、特に新規事業の創出に関わる事例を通して、実際の起業家がどのように事業を実現し、関係者と連携を図っているのかを学ぶことが狙いです。授業では「食品加工会社(X社)」が事例となり、その事業が直面している課題に対する解決策を模索します。
経営ピンチを打破する2人の起業家
授業の中で紹介されたのは、N県で食材の魅力にこだわって事業を運営するA氏と、彼の妻で古民家カフェを経営するD氏です。A氏は、安全で安心な食材を提供し多くの顧客を魅了しましたが、急速に進化する情報社会に適応できず、経営が厳しくなりました。一方、D氏のカフェも、シーズンによって集客に苦しんでおり、特に花見のシーズン以外は集客数が激減しています。これらの問題に対し、学生たちは2人の立場に立ち、改善策を考えるディスカッションを行いました。
学生たちによる難題解決策の提案
この授業では、学生たちが「N県の地域資源を活用した新たな事業展開」と「D氏の古民家カフェの集客策」という2つの課題に対する解決策を準備します。具体的には、N県の特産物をSNSで発信し、食材のネット販売や定期便サブスクリプションの仕組みを提案しました。また、D氏のカフェが春以外にも人を惹きつけられるように、体験型イベントの実施や新たなディナーセットの開発も考案されました。
理論を実践に活かすプチビジネスプランコンテスト
授業の集大成として、学生たちは学びを活かしてチームでビジネスプランを作成します。そして、最終日にはそのプランを発表するプチビジネスプランコンテストが行われるのです。このコンテストは、12月10日に開催される商学部主催の全学部対象のビジネスプランコンテストへとつながる重要なステップになります。
学生たちは「ディスカッションをファシリテートする力がついた」、「実際にビジネスプランを考えることで、コスト構造について深く理解できた」と手応えを感じています。皆のアイデアや情熱が結集した授業が、どのような成果を生むのか大いに期待されます。このような経験が、学生たちの未来の起業家としての成長を促すのです。彼らが考え出すビジネスプランが実際に世の中に出ていく日を楽しみにしましょう。