新ハイブリッド登場
2024-10-10 12:12:17

エクソルが新機能搭載のハイブリッドパワーコンディショナを発表

株式会社エクソル、新ハイブリッドパワーコンディショナを発表



株式会社エクソルは、太陽光発電システムの設計からメンテナンスまでを手掛ける企業で、2024年の10月下旬に新しいハイブリッドパワーコンディショナ『4.95K-LB0-NH-XSOL』の販売を開始すると発表しました。この新製品は太陽光発電と蓄電池を一元管理できる機能を持ち、多様化する利用シーンに応じた利便性を提供します。

需要の高まる蓄電池市場


近年、自然災害の増加や電気代の高騰が影響し、家庭における蓄電池のニーズは高まっています。エクソルのデータによると、前年同月に比べて住宅向け蓄電池の売上件数が135%増加しているとのこと。これに伴い、太陽光発電と蓄電池をより有効に活用するための新機種を開発した背景があります。

AIによるエネルギー管理


新しいハイブリッドパワーコンディショナには、AIエネルギー管理アシスタント『EMMA』が搭載されています。これにより、地域の気象データや過去の運転データを参考にしながら、発電量と消費電力を予測し、最適な充放電のタイミングを決定します。ユーザーは特に操作することなく、自動でエネルギー管理が可能になり、専用アプリを介して効果をリアルタイムで確認できます。

EV充電への対応


さらに、この機種は専用のV2Hユニットを後から追加することで、自宅で電気自動車の充放電が可能になります。このユニットはコンパクトで、特別な配線工事も不要で設置できるため、誰でも簡単に導入できます。また、V2Hユニットは2025年に発売予定です。

スペースを取らない設計


『4.95K-LB0-NH-XSOL』は従来の製品よりもコンパクトな設計で、周辺機器が内蔵されているため、設置に必要なスペースを大幅に削減できます。さらに、太陽電池モジュールの設置レイアウトについても柔軟性が増しており、少ない枚数からの設置が可能です。

高出力の実現


この新製品は、自立運転時に最大9.9kWの出力を実現できます。2台のパワーコンディショナを並列で接続することで、オール電化や大きな電力を必要とする2世帯住宅に最適なソリューションを提供します。

製品スペック


  • - 定格出力:4.95kW
  • - MPPT運転可能電圧:DC35V~560V
  • - 自立運転出力:4.95kVA
  • - 外形寸法:W437×D190×H600mm
  • - 質量:25.0kg

会社情報


会社名:株式会社エクソル
代表取締役社長:鈴木 伸一
本社所在地:〒105-0012 東京都港区芝大門2-4-8 JDBビル
公式ウェブサイト:エクソル

新型ハイブリッドパワーコンディショナは、家庭でのエネルギー管理をよりスマートにし、さらに電気自動車との連携を強化する製品として期待されています。さらに、太陽光発電の普及にも貢献することでしょう。


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