テトラパックの成長
2022-10-03 10:00:19
日本テトラパック、環境配慮型紙容器ミネラルウォーター市場で急成長中
日本テトラパックの環境配慮型ミネラルウォーターの急成長
近年、日本テトラパックが展開する環境に優しい紙容器のミネラルウォーターが市場で急速に成長しています。この成長は、特に近年の脱プラスチックの流れやSDGs(持続可能な開発目標)に対する関心が高まる中で、需要が増加したことによるものです。
増加する紙容器ミネラルウォーターの出荷実績
日本テトラパックによると、最近3年間で紙パックを使用したミネラルウォーターの出荷実績は3倍に達しました。現在、テトラ・プリズマ®アセプティック330ml スクエアドリームキャップ™、テトラ・ブリック®アセプティック1000ml スリム、テトラ・ジェミーナ®アセプティック1000ml リーフなど、3種類のユニークな形状の紙容器を使用した製品が展開されています。いずれも再生可能な資源である紙を使用したもので、持ちやすいデザインや開けやすいキャップなど、利便性も考慮されています。
さらに、これらの容器の一部では、サトウキビ由来の植物素材を使用したキャップが採用されており、持続可能なソリューションを提供しています。現在、国内では16社19製品が紙容器ミネラルウォーターとして市場に出回っており、2019年からは実に10倍以上の増加を見せています。
他業界とのコラボレーション
最近では、株式会社ハバリーズがポルシェジャパンとコラボレーションし、国内初となる紙パックナチュラルウォーターを全国の販売店へ導入しました。さらに、ホテル業界では三井農林株式会社や富士ミネラルウォーター株式会社の330ml製品が客室用アメニティとして採用されています。また、ファッションブランド「フリークス ストア」とのコラボ商品など、アパレル業界にも広がりを見せています。
再生可能資源の利用はもとより、テトラパックの製品は全てFSC®(森林管理協議会)認証を受けており、環境保全にも配慮した製品開発が行われています。FSC®は持続可能な森林管理を促進するための信頼できる認証制度として、国連のSDGsにも関連しています。
環境優位性と持続可能な社会
テトラ・プリズマ®アセプティック容器は、同じ容量のリサイクルPETボトルに比べて、気候変動への影響を最小限に抑えることができるとの研究結果もあります。多くの企業が脱プラスチックの取り組みを進める中で、テトラパックは環境に優しいパッケージングの提供を強化し、さらなる普及を図っています。
まとめ
日本テトラパックは、ペットボトルから紙容器への移行が進む中、今後も環境に配慮したパッケージングソリューションの展開に注力していく予定です。持続可能な社会の構築を目指し、国内外のニーズに応えるため、革新的な商品開発を推進していくことでしょう。
会社情報
- 会社名
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日本テトラパック株式会社
- 住所
- 東京都港区元赤坂1-3-13 赤坂センタービルディング16F
- 電話番号
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