株式会社スマートプラスの新取締役就任について
株式会社スマートプラスは、2025年6月24日に行われる株主総会にて、齋藤 祐輝氏が新しい取締役に就任することを発表しました。本記事では、齋藤氏の経歴や就任の背景、さらに今後の展望について詳しく解説します。
取締役選任の背景
スマートプラスは、証券ビジネスプラットフォーム「BaaS:Brokerage as a Service」を基盤に、さまざまな事業者が自社顧客向けに証券サービスを提供する支援を行うフィンテック企業です。特に、株式会社スマートプラスは以下の3つの領域に注力しています。
1.
非金融機関による組込型投資 2.
資産運用会社の直販事業支援 3.
IFA等によるウェルスマネジメントサービス支援
中でも、ウェルスマネジメントサービス支援は、投資一任サービス市場の急成長を背景に、当社の成長エンジンと位置付けられています。この市場は2025年3月末時点で契約金額が19兆円に達しており、この成長を支えるために「Digital Wealth Manager+(DWM+)」という証券取引プラットフォームを開発・提供しています。
今回、DWM+のビジネス責任者である齋藤氏の取締役就任が決定した背景には、ウェルスマネジメントサービス事業のさらなる成長を促進する狙いがあります。
齋藤 祐輝氏のプロフィール
齋藤氏は、2016年に東京大学経済学部金融学科を卒業後、株式会社Finatextに入社しました。そこでエンジニアやプロジェクトマネージャーとして、多くの大手金融機関の金融サービス開発プロジェクトに関与し、実務経験を積んできました。その後、スマートプラスにおいて、IFA向けのハイブリッド型証券取引プラットフォーム「DWM+」を立ち上げ、事業責任者としてその成長を支えてきました。
就任に際してのメッセージ
齋藤氏は取締役就任にあたり、「DWM+」による質の高い資産運用サービスを広く提供し、市場の拡大にも貢献する意向を示しています。また、2025年度におけるパートナー企業の成長を追求し、新たなパートナー企業の獲得にも力を入れるとしています。
「取締役に就任することで、これまで培った経験を最大限に活かし、パートナー企業との深い協業関係を構築していきたい」と語る齋藤氏は、ウェルスマネジメント事業のさらなる拡充と資産運用の包括的プラットフォームの進化に寄与し、「金融がもっと暮らしに寄り添う社会」を追求しています。
今後の展望
今後、スマートプラスは、ウェルスマネジメントサービスの市場がますます拡大する中で、パートナー企業とともに成長していく道を歩むことになります。特に、IFAを中心としたサービス展開において、質の高い金融サービスを提供することで、より多くの顧客に寄り添う金融ソリューションを提供していくと期待されています。
まとめ
株式会社スマートプラスが新たに齋藤 祐輝氏を取締役に迎え入れることにより、ウェルスマネジメントサービスの成長が加速することが期待されます。今後、同社が目指す「金融がもっと暮らしに寄り添う世の中」の実現に向けた取り組みに注目が集まります。