パーソルが進めるAI時代に向けた人材育成
パーソルホールディングス株式会社が、AIを活用した新たな事業モデルへと転換するために、人材育成の重要性を強調し進めている「TECH UP CAMPUS」の第5期を発表しました。このプログラムは、中期経営計画の一環として位置付けられており、特に注目すべきは、受講者が生成AIやAIエージェントを利用して自身の業務や仕事の進め方を再設計するための知識とスキルを習得することを目指している点です。
TECH UP CAMPUSの概要
「TECH UP CAMPUS」は、パーソルグループが掲げる「AIファーストな事業モデルへの転換」を実現するために、グループ社員を対象としたアップスキリングの施策です。このプログラムは、実践的なオーダーメイド研修を提供するパーソルイノベーション株式会社が設計を担当しています。2024年10月に開講され、これまでの第1期から第4期までに累計で2,156名の社員が受講しました。
受講の特徴として、学んだ知識を実務に生かすため、業務課題を題材として成果物を作成するという「業務接続性の高い学び」があります。また、受講者同士の学び合いを促進する「ピア・ラーニング」や、習得したスキルを可視化する「バッジ制度」を導入し、学びを実践に活かし続ける取り組みが行われています。
AXスキルの重要性
AIの活用が専門職に限らず広まる中、パーソルグループは「AIファーストな事業モデルへの転換」を推進しています。この実現には、全社員がAIの特性を理解し、自らの業務に応じて利用方法を考えることが求められます。特に、第5期では従来のデジタルスキルの育成から一歩進め、「AXスキル」の習得が強調されています。
AXスキルとは、業務効率化だけに留まらず、業務プロセスの再設計やデータを活用した意思決定、事業変革を実現するための実践的なスキルです。第5期では、これを「生成AI×業務再設計」「AIエージェント×業務再設計」「AI×事業データ活用」「AI×プロジェクトマネジメント」の4つに整理し、社員は自分の役割に合わせて学ぶことが可能です。
プログラムの詳細
「TECH UP CAMPUS」第5期のプログラムは、2026年11月から2027年2月の期間で全6回の講座をオンラインで開催します。今回の募集人数は1,000名で、これまでの成功を受けて期待される参加者が再度増加しています。プログラムの目的は、これからのAI時代に即応できる人材を育成し、各自が業務の進め方を見直す手助けをすることです。
未来へのチャレンジ
今後も「TECH UP CAMPUS」を通じて、さまざまな職種の社員がAIを正しく理解し、自らの業務で実践できるような機会を増やしていく予定です。企業のデジタルトランスフォーメーションが進む中、社員一人ひとりがAIを駆使して業務を革新し、事業全体の変革を促すことを目指しています。
パーソルホールディングスについて
1973年に設立されたパーソルホールディングスは、人材派遣や人材紹介などさまざまな形で人と組織に寄与する事業を展開しています。特に、パーソルは「はたらくWell-being」をテーマに、2030年までに100万人のより良いはたらく機会を創出することを目指しています。これからも、様々な事業を通じてはたらく人々のニーズに応え、可能性を広げていくことで、より良い社会の実現を目指していきます。