叡啓大学の体験・実践プログラムが学生の可能性を引き出す
広島市に位置する叡啓大学は、学生が卒業までに国内外での体験を通じて成長することを重視しています。この特徴的な教育アプローチにおいて、学生はインターンシップやボランティア活動、留学などに取り組む機会が提供されます。
具体的なプログラム内容
体験・実践プログラムは、主に「事前学修」「実践」「事後学修」の3つのステップで構成されています。まず、事前学修では説明会に参加し、学生自身がどのスキルを伸ばしたいのかを明確にします。次に、現場での実践を通じて学びを深め、最後に活動報告を行うことで、体験からの学びをより充実させます。
2025年5月22日には、今年4月から始まった事後学修の活動報告会が開催されました。ここでは実践を行った学生たちが、どのような経験を経て成長したのかを披露しました。
学生の実践事例
2年生の森佑太さんは、一般社団法人Teena Lightでのインターンシップを通じて、富山県の私立高校でキャリアデザインの授業に関わる機会を得ました。彼は自身でインターンシップ先を見つけ、教育アドバイザーとして活動しました。
このプロジェクトの目的は、生徒が未来に希望を持ち、自立して生きる力を育むことでした。しかし、教育経験のなかった森さんは授業設計の提案が通るまでに多くの困難に直面しました。しかし、教員との関係を築き、信頼を得ることでついに授業を実施。生徒からは「授業が面白い」との声も多く寄せられ、プロジェクトは成功を収めました。最終的には森さんは一般社団法人の理事にも任命され、キャリア形成に向けての活動を続けています。
もう一人の学生、豊田陽菜さんも合同会社トモシビファームでの実習を通じて、多くの学びを得ました。彼女は地域創生に関心を持ち、これを実現するプロジェクトに携わってきました。安芸津町の視察や事業報告会への参加を通じて、地域活性化に関するプランを作成。短期間に多くの課題を乗り越えたことで、実習先からも高い評価を得ました。
叡啓大学の教育方針
叡啓大学では、こうした現場体験を通じて学生の能力を引き出すカリキュラムを組んでいます。実際に現場での経験をすることで、理論だけでは学べない貴重な知識やスキルを身につけ、自らの未来に対する期待を高めることができます。
この体験を通じて、学生たちは社会での活動において大きな自信と実践力を備えることができ、将来のキャリアに向けて大きく成長していくでしょう。
詳細な情報については
叡啓大学の公式ウェブサイトをご覧ください。