福島「お互いさまチケット」
2024-09-30 09:53:50

福島から広がる「お互いさまチケット」導入で地域支援の輪を拡大

福島から広がる「お互いさまチケット」導入で地域支援の輪を拡大



福島県福島市において、地域支援の新たな試みが始まりました。NPO法人チームふくしまが展開する「お互いさまチケット」が、便利屋「なんでも屋サンタ」に導入されました。これは、地域の人々が助け合うことを促進し、困ったときにお互いを支え合う街づくりを目指すものです。

お互いさまチケットとは?


「お互いさまチケット」は、困っている人を支援するためのチケットで、利用者はこのチケットを持つことで、サービスや商品を特定の金額分割引で受けることができます。具体的には、チケットに記載された金額分だけ、サービスの料金から割引がされる仕組みです。このチケットは、購入した誰もが自由に使えるため、地域全体で支え合う文化の形成が期待されています。

チケットには、「恩を受け取ったら次は別の誰かへ恩を送ってほしい」という想いが込められており、地域の人々が相互に助け合う仕組みを強化します。これによって福島県内の各地域で、「困ったときはお互いさま」という気持ちが広がることを目指しています。

なんでも屋サンタの役割


「なんでも屋サンタ」は、エアコン清掃や草取り、お墓清掃、自転車のパンク修理、棚板取付など、多岐にわたるサービスを提供している便利屋です。社長の山田雅彦氏は長野県出身で、福島ひまわり里親プロジェクトへの参加をきっかけに福島に移住し、地域への貢献を重視しています。

今回の「お互いさまチケット」の導入は、日本国内では初めての取り組みであり、地域での助け合いの輪が一層強まることが期待されています。なんでも屋サンタは、この取り組みを通じて地域の人々が幸福になれるよう尽力しています。

「お互いさまの街 ふくしま」のビジョン


「お互いさまの街 ふくしま」は、福島の発展を願うために始まった取り組みです。これは、震災前から福島を支えてきた故・吉成洋拍氏の理念を引き継いだもので、地域の人々が互いに支え合うことができる社会の実現を目指しています。現在、福島県内の100店舗で「お互いさまチケット」が広がることを目指し、促進活動が展開されています。

NPO法人チームふくしまの活動


NPO法人チームふくしまは「For you For Japan」(あなたのためになることが日本のためになる)や「For you For next」(あなたのためになることが次世代のためになる)という理念のもと、さまざまな支援活動を行ってきました。例えば、福島ひまわり里親プロジェクトや、ひとり親家庭の支援を目的とした「コミュニティフリッジひまわり」などがあります。

「お互いさまチケット」の導入は、福島だけでなく、全国的な広がりが期待される取り組みです。地域の絆を深め、支え合う社会が実現することで、福島がさらなる発展を遂げることが期待されています。

今後も「お互いさまチケット」が多くの地域で導入され、支援の輪が広がっていくことを期待したいです。


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会社情報

会社名
特定非営利活動法人チームふくしま
住所
福島県福島市野田町6-7-8 ツインコートB103
電話番号
024-563-7472

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