新たな健康志向のシーチキン登場
静岡県静岡市に本社を構えるはごろもフーズ株式会社は、この度新しい業務用シーチキン「食塩・オイル不使用シーチキンマイルド純」を発表しました。この新製品は、医療現場でも特に重視される健康に配慮した内容になっています。特に、塩分制限や脂質管理が求められる利用者向けに設計されたこのシーチキンは、病院食や介護施設での利用を考慮したものです。
食塩・オイル不使用の特長
新製品の特徴として、まず挙げられるのは「食塩・オイル不使用」である点です。100グラムあたりの食塩相当量はわずか0.0~0.28gと、業務用シーチキンの中でも特に低塩分を実現しています。したがって、日々の食事での塩分管理が必要な患者にとって理想的な選択肢となります。さらに、使用される原料はかつおと水だけであり、他の添加物やアレルゲンも一切含まれていません。これは、食材の純粋さを重視する医療現場には最適です。
水煮製法とエアブラスト凍結の技術
製品は、独自の「エアブラスト凍結」技術を用いており、漁獲した魚を、一般的な塩水に浸漬することなく凍結させます。この方法により、魚肉に不必要な塩分が染み込むことがなく、素材本来の旨みを最大限に引き出すことが可能です。水煮製品としても優れた食感と味わいを保ちつつ、低塩分を実現しています。
医療従事者の意見を反映
この新製品は、医療従事者の意見や評価を基に開発されました。はごろもフーズと株式会社おいしい健康が共同で実施した調査では、医療従事者の85%がツナの多様性を理解しており、特に「食塩不使用・水煮(オイル不使用)」が最も利用されていることが示されました。また、調査に参加した585名の医療従事者のうち、68.4%が新商品の支持を表明しました。
健康志向のニーズに応える
厚生労働省が他の健康指導を行う中で、1日の塩分摂取量の適正化が求められています。男性が11g、女性が9.3gである一方、目標値は各7.5g、WHO基準は5gです。つまり、病院食や介護施設での食事においては、1食あたり2.0g以下に抑えることが求められています。このような背景から「食塩・オイル不使用シーチキンマイルド純」は、老健や病院、宅配給食市場での強いニーズに応える製品です。
提案メニュー:シーチキンと卵の親子丼風
さらに、シーチキンを活用した健康的なレシピも提案されています。例えば「シーチキンと卵の親子丼」は、12人分の献立で食塩の摂取を抑えながらも、ボリュームと栄養を兼ね備えた料理としておすすめです。特に、保持する食材を工夫し、健康を考えたレシピ開発が進められています。
まとめ
業務用シーチキン「食塩・オイル不使用シーチキンマイルド純」は、今後若者を含む多様な世代へと広がる健康志向の流れに寄与する製品として注目されています。リリース日は2025年8月18日で、全国で販売される予定です。このシーチキンが、医療の現場や給食市場において、るような新たな風を吹き込むことが期待されています。