静岡のスタートアップ
2025-07-04 14:33:47

静岡のベンチャー文化発展を祝う「しずスタSUMMIT2025」が開催されました

静岡のスタートアップ文化の進化を祝う



2025年6月19日、静岡市で「しずスタSUMMIT2025」が開催され、一般社団法人静岡ベンチャースタートアップ協会(SVSA)の設立からの1年を祝いました。このイベントには、起業家、投資家、行政関係者、さらにはオンライン視聴者を含む約150名が参加。静岡のスタートアップエコシステムの現状と将来に対する熱いディスカッションが展開されました。

スタートアップエコシステムの多様な視点



開会挨拶では、SVSAの代表理事である篠原豊氏が挨拶し、「挑戦の地『静岡』から、世界を変える第一歩を踏み出すことが重要」と強調。彼は1年間の活動を振り返り、静岡に根付く新たなスタートアップ文化の確立に向けた取り組みを称賛しました。特に、起業家ネットワークの形成や資金調達支援、コ・クリエーションスペース「コクリ」の運営は成果を上げています。

オープニングセッションには、株式会社トヨコーのCEO豊澤一晃氏が登壇。彼は、自社の技術「CoolLaser」を駆使して静岡からIPOを果たした経験を基に、地方企業の持続可能な成長戦略について熱く語りました。地方からの挑戦がもたらす意義とそれが世界に及ぼす影響についての彼の見解は、多くの参加者にインスピレーションを与えました。

続くパネルディスカッションでは、複数の投資家が登壇し、「VCから見た地方スタートアップエコシステムの可能性」について議論しました。株式会社MTG Venturesの松渕祐也氏、Ddelight Vventuresの坂田卓也氏、OASIS FUNDの橋田一秀氏がそれぞれの視点を持ち寄り、地方発のスタートアップの強みや、現状の課題について白熱したトークを繰り広げました。地域課題を世界的な価値に転換するための戦略や展望が多くの賛同を得ました。

行政の支援戦略と未来への展望



さらに、愛知県と仙台市の行政担当者も招待され、先進都市の支援戦略を発表。静岡が更なる成長を目指すためのヒントが示され、参加者たちの関心を集めました。

イベントの後半では、スタートアップとアトツギのピッチが行われ、選ばれた10社が短い時間で自社のビジネスモデルを紹介。参加した投資家や事業者からも多くの支持を得て、地域の多様な事業アイデアがフィーチャーされました。これにより、多くの新たな連携が期待されています。

参加者からの高評価



イベントのクライマックスでは、静岡県知事鈴木康友氏と静岡市長難波喬司氏の対談が行われ、「スタートアップ先進県・静岡」の実現に向けた熱い思いと今後の施策について語られました。参加者たちは、「多様なステークホルダーが集まり、静岡の起業環境の実態を共有できる貴重な機会だった」と語り、今後の発展への期待感を表明しました。

SVSAは今後も、地域の起業家と支援者をつなぐネットワーク作りや資金調達支援、経営ノウハウの共有を通じて、静岡県のスタートアップエコシステムのさらなる成長を後押ししていく方針です。具体的には、次世代の起業家を育成するためのプログラムや、地域資源を活用したビジネスの開発が進められます。静岡の未来は、ここにいる起業家たちの手に託されています。


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会社情報

会社名
一般社団法人静岡ベンチャースタートアップ協会
住所
静岡県浜松市中央区高林一丁目8番43号
電話番号

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