NECとシュナイダー提携
2026-03-04 11:25:48

NECとシュナイダーエレクトリックが地理情報システム拡大に向けた提携を発表

NECとシュナイダーエレクトリック、次世代のデジタル化を加速



2026年3月4日、 日本電気株式会社(NEC)とシュナイダーエレクトリックは、地理情報システム(GIS)を活用したソリューションの日本市場における導入拡大に向けた覚書を締結したことを発表しました。この提携により、両社は電力関連事業者向けの設計・設備管理に関する高効率なソリューションを提供し、業界全体の標準化とデジタル化を推進することを目指します。

地図に可視化されたインフラ情報



シュナイダーエレクトリックが誇る「EcoStruxure™ ArcFM」は、電力や通信、ガス、上下水道といったユーティリティ事業者向けに特化したGISプラットフォームです。このソリューションにより、電柱や変圧器といったインフラ設備の情報を地図上で可視化し、業務の効率化を実現します。これまで、世界500社以上で導入され、実績を上げてきたこのプラットフォームは、日本市場においてもその価値を発揮することが期待されています。

特に、ArcFMは米Esri社の「ArcGIS」を基盤としているため、国際的なデータモデルにも準拠しています。これにより、設計、運用、保守の各プロセスがシームレスに連携され、効率的な業務運営が可能になります。電力事業者は、設備の位置や状態をリアルタイムで把握し、迅速な意思決定ができるようになります。

日本のインフラの老朽化とその対策



現在、日本ではインフラの老朽化が深刻な問題として取り上げられています。残念ながら、伝統的な方法では資産管理システムの標準化が進まず、産業全体でのデータ連携が困難な状況が続いています。このため、各事業者の独自システムが多く、効率的な運用に課題があるのが現状です。

NECとシュナイダーの提携は、こうした状況を打破し、業界全体での標準化を促進するための重要な一歩となります。さらに、両社は電力事業だけでなく、ガスなどの他のユーティリティ領域においても協力していくとのことです。これは、日本市場における新たなソリューションモデルの策定に繋がることでしょう。

未来を見据えたトレーニングプログラム



NECは2026年3月までにArcFMの最初のトレーニングを修了し、その後は設計や編集、モバイル端末に関する技術トレーニングを受ける予定です。最終的には、シュナイダーエレクトリックの公式認定パートナーになることを目指しています。これにより、日本の電力事業者や電力系通信事業者に対する実装支援が一層強化され、両社の提携が生産性と効率の大幅な向上に寄与することが期待されます。

今後、NECとシュナイダーエレクトリックが共同で展開していくプロジェクトは、特に日本の電力事業者にとって、重要なモデルケースとなるでしょう。両社は、これからの電力業界の変革に寄与するため、新たな技術や手法を探索し続けます。

結論



この提携は、日本のインフラにおけるデジタル化の未来を支えるものであり、過去の課題を克服して新たな可能性を切り開く重要な一歩です。NECとシュナイダーエレクトリックがどのように業界を変革していくのか、今後の動向に注目が集まります。


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会社情報

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シュナイダーエレクトリック
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