SansanがOktaとの新たな連携を発表
営業DXサービス「Sansan」を提供するSansan株式会社が、今回新たにOkta社のアイデンティティ管理ソリューション「Okta Workforce Identity」とのSAML連携を実現し、「Okta Integration Network」(OIN)に登録されたことを発表しました。この連携により、Oktaを導入する企業のIT管理者は、Sansanへのシングルサインオン(SSO)を容易に設定でき、より安全にサービスを利用できる環境が整いました。
連携の背景
近年、多くの企業がクラウド型アプリケーションを積極的に導入していますが、IT管理者にはアプリケーションを安全に利用できる環境の整備が求められています。Sansan株式会社では、企業理念として「Sansanのカタチ」を掲げ、そこには「セキュリティと利便性を両立させる」ことが重要であるとしています。特に個人情報を扱うサービスを提供する企業として、顧客に安心して利用してもらえるよう、安全性の向上に日々取り組んでいます。
この流れの中で、Oktaとの連携を実現することは、企業のIT管理者にとっての負担を軽減し、Sansanをより安心して活用できる環境を整えることを目的としています。
OKTAの声
Okta Japan株式会社の代表取締役社長、渡邉崇氏は今回の連携について「営業DXサービス『Sansan』がOINにSAML連携で登録されたことを心から嬉しく思います。当社にとって、Sansanとの連携は多くの顧客からの要望であったため、長い間待ち望んでいた実現です」と語っています。この連携により名刺を起点としたデータ活用による営業DXと、セキュアなアクセス環境が企業に新たな価値を提供できることを確信しています。
Sansanの利点
Sansanは名刺管理を超えた営業DXサービスとして、名刺やメールから得られる情報をデータ化し、企業全体のデータベースを一元化することを実現します。あらかじめ用意された100万件以上の企業情報や商談データを元に、企業のビジネスチャンスをより効果的に見つけることで、売上を拡大する手助けをしています。加えて、業務の効率化を進めることで、一人ひとりの社員の生産性向上やコスト削減にも寄与します。
今後の展望
SansanとOktaの連携は、今後も多くの企業にとって非常に大きな効果をもたらすことが期待されています。セキュリティが求められる中で、Sansanの優れたデータ活用能力とOktaのアイデンティティ管理が結びつくことで、企業のIT環境をより快適で、安全なものにしていくことでしょう。今後の展開が非常に楽しみです。
Oktaについて
Oktaは、「The World’s Identity Company™」という理念のもと、アイデンティティを保護することで全ての人が安全にテクノロジーを利用できるようなソリューションを提供しています。多くの企業がOktaを信頼し、認証や認可の機能を通じてセキュリティと効率を高めています。
詳しい情報は公式サイトをご覧ください:
Okta公式サイト
Sansanのサービス
Sansan株式会社は、「出会いからイノベーションを生み出す」というミッションのもと、働き方を変えるDXサービスを展開しています。その主なサービスには、名刺管理アプリ「Eight」、経理DXサービス「Bill One」、AI契約データベース「Contract One」などがあります。これにより、企業の業務効率を高め、現代のビジネスニーズに応えるサービスを提供しています。
公式情報は以下から: