鹿児島伊仙町の「いつでもドクター」導入
2026年6月、鹿児島県大島郡伊仙町において、妊婦及び18歳未満のお子様を持つ家庭向けの新たな遠隔医療相談サービス「いつでもドクター」が導入されました。この取り組みは、伊仙町が抱える医療資源の課題に対応するために、株式会社リーバーが主導し行われています。住民が安心して医療にアクセスできる環境を整備することが目指されています。
導入の背景
伊仙町は徳之島に位置し、豊かな自然と地域の絆を重視した子育てに優しい町です。しかし、小児科が存在しないため、医療機関へのアクセスは難しさがありました。土日や祝日、夜間の診療に対応する病院も限られており、地域の医療状況は厳しいものでした。これらの背景を踏まえ、24時間365日相談を受け付ける「いつでもドクター」が導入され、住民が精密な医療相談を受けられる環境が整えられました。
「いつでもドクター」の特徴
「いつでもドクター」は、医療相談アプリを通じて、簡単に医師にアクセスできるサービスです。特に妊婦や子育て世帯が抱える不安や悩みを軽減する役割を果たします。主な特徴としては、
- - 24時間・365日相談可能:いつでも医師へ相談できます。
- - 受診判断サポート:医師が必要な場合はすぐに病院へ行くことを勧め、見守りが可能な場合は様子を見ることをアドバイスします。
- - 自宅ケアや市販薬の紹介:受診が不要な場合でも、自宅でできるケア方法や適切な市販薬を提案します。
- - 多様な診療科に対応:内科、小児科、産婦人科など幅広い専門医が サポートします。
導入効果と今後の展望
株式会社リーバーは、このサービスを通じて伊仙町の子育て世帯と妊婦たちが夜間及び休日も安心して生活できる医療環境を整えてゆくことを目指しています。今後は地方自治体と密に連携し、持続可能な医療インフラを構築し続けていく意向を示しています。
伊仙町の魅力
伊仙町は、全国的に知られた「子宝の島」として、合計特殊出生率が高い地域です。子育てを地域全体で支え合う文化が根付き、家庭だけでなく地域の人々が協力して子どもたちの成長を見守る仕組みが確立されています。また、地元農業も盛んで、「春一番」や「徳之島コーヒー」、黒糖焼酎などの特産品も多く、自然環境に恵まれた地域です。伝統文化である闘牛大会などもあり、地元住民や観光客に愛されています。
遠隔医療アプリ「LEBER」
「LEBER」は、24時間いつでも医師に相談できる遠隔医療アプリです。450名以上の医師が登録されており、夜間や休日に急な体調の変化やメンタルヘルスに関する悩みを、簡単に相談できる仕組みが整っています。また、教育機関向けや企業向けのサービスも展開し、全国57の市町村で利用されています。
会社概要
株式会社リーバーは、2017年2月に設立され、医療相談の充実を図るための取り組みを続けています。理念として「いつでも。どこでも。誰にでも。」を掲げ、適切な医療を全ての人々に提供することを目指しています。今後とも、住民に寄り添ったサービスの展開を期待したいところです。