東京慈恵会医科大学がDOCEOと提携し新たな医療の形を提供

東京慈恵会医科大学とDOCEOが提携

東京慈恵会医科大学上部消化管外科が、オンラインメディカルコミュニティDOCEO（ドケオ）と提携を開始しました。この新しいサービスは、患者と医師のマッチングを促進し、専門的な医学情報を手軽に得ることを可能にします。患者の悩みを解決するための新たなプラットフォームとして、DOCEOは注目を集めています。

DOCEO（ドケオ）とは

DOCEOは、患者の悩みと医師の専門分野を結びつけるオンラインサービスです。プラットフォーム内には、各専門分野に特化したROOMが用意されており、ユーザーはその中から適切なROOMを選ぶことで、特定の医師と繋がります。また、このROOMでは他のユーザーとも交流し、情報交換が可能です。全てのやり取りは匿名で行うことができるため、安心して参加できます。

この新しい形式により、患者は自身の健康問題についてのアドバイスを得たり、同じ悩みを持つ仲間と繋がることができます。今後は、各種メディカルサービスとの連携が進む予定で、より具体的なアクションへと繋がる可能性があります。

医療と距離を縮める

新型コロナウイルスの影響で、オンライン診療への関心が高まりました。自宅にいながらにして医療サービスを受けられる選択肢が増えた今、DOCEOはさらに一歩進んだ形で専門的な情報を提供します。様々な疾患に対する最新の研究成果や治療法について知識を深められることは、特に専門的な治療を必要とする患者にとって大きな助けとなるでしょう。

上部消化管外科の強み

東京慈恵会医科大学上部消化管外科は、食道アカラシアや逆流性食道炎といった疾患において、高い手術件数を誇っています。1994年には、腹腔鏡手術をいち早く導入し、業界での信頼を築いてきました。疾患の治療は医師との信頼関係が不可欠ですが、診察時間の制約から治療が中断されることもあります。

この課題を解決するため、DOCEOを活用することで、患者は専門医との「緩いつながり」を持ち続けることができ、情報を得ながら治療に対するモチベーションを維持できるようになります。