株式会社ジェニシス、歯科予約システムの連携機能を強化
歯科予約システム「DentNet」の進化
株式会社ジェニシス(本社:神奈川県横浜市)が、歯科医院向けの予約管理システム「DentNet」の機能強化を発表しました。この取り組みの一環として、デジタルノート「Dental eNote」との連携を進める計画です。昨今、歯科診療におけるIT化が進む中、効率的な業務運営が求められています。
「DentNet」は、2003年にリリースされ、クラウド型の予約管理システムです。24時間のウェブ予約、メール/SMS/音声/LINEによる自動連絡機能を備えており、全国約1,000の医院で導入されています。特に、患者とのコミュニケーションの強化や、多様な予約方法に対応できることが、歯科医院のニーズに応える鍵となっています。
新たに「Dental eNote」との連携を検討することで、診療時に必要な患者情報をより簡単に取得できるようになります。患者番号や氏名を設定したボタンを押すことで、即座に「Dental eNote」で関連情報を検索し、表示することが可能となります。この利便性は、歯科医院の業務のスピードを大幅に向上させることが期待されており、患者にとってもスムーズなサービス提供に繋がります。
連携の必要性
歯科医院では、レセプトコンピュータや電子カルテなど、多くのシステムを使用して診療業務を運営しています。しかし、これらのシステムはそれぞれ独立しているため、情報にアクセスするのが手間になりがちです。患者情報を探し出すための時間がかかることが、診療の効率を損なう要因でもあります。そこで、ジェニシスは「DentNet」との連携によって、診療業務の利便性向上を目的として取り組みを進めています。
「Dental eNote」の特徴
「Dental eNote」は、紙とペンの感覚で使用できるデジタルノートアプリです。患者情報をデジタル化することで、紛失や劣化の心配がなくなり、時間を最大限に活用できます。また、同時に複数の人がアクセス可能で、情報の共有がシームレスに行えるため、業務負担を軽減します。訪問診療時でも院内とリアルタイムでコミュニケーションが可能なため、どこにいても診療の質を保つことができます。
今後の展開
ジェニシスはこの新しい連携機能を皮切りに、今後は電子カルテやレントゲンメーカーなど、他の各種システムとの連携も考慮しています。これにより、歯科医療のIT化をさらに推進し、患者と医療提供者がより良くつながる環境を提供していくことでしょう。
これからの「DentNet」の進化が注目されます。患者と歯科医院をより近づけるために、次世代の医療環境がどのように展開されるのか、期待が高まります。詳しい情報は、株式会社ジェニシスの公式サイトをご覧ください。
会社情報
- 会社名
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株式会社ジェニシス
- 住所
- 神奈川県横浜市神奈川区鶴屋町3-29-1 第6安田ビル3階
- 電話番号
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045-319-1785