セイコーソリューションズ、新コンソールサーバー「SmartCS NS-2260」を発表

セイコーソリューションズが新たなコンソールサーバー「SmartCS NS-2260」を発表

セイコーソリューションズ株式会社が、最新のコンソールサーバー「SmartCS NS-2260」を本日12月19日に発売しました。この新モデルは、ネットワーク運用環境を永続的にサポートするために進化したハードウェアプラットフォームとして位置づけられています。近年の社会インフラや通信ネットワークでは、24時間365日フル稼働が求められているため、安心・安全・安定運用の実現が不可欠です。

SmartCSシリーズの信頼性と普及度

「SmartCS」シリーズは国内市場においてトップシェアを獲得しており、多くの通信事業者、ISP、データセンター運営者に広く採用されています。その最大の特徴は、48ポートまでのシリアルコンソール接続を可能とし、ネットワーク障害が発生したときでも確実に対象機器にアクセスできるライフラインを支えている点です。新モデルのNS-2260は、この信頼性と操作性を引き継ぎつつ、さらに高性能な処理能力と柔軟な拡張機能を搭載しています。

長期的な運用を見越した設計

「SmartCS NS-2260」は、ネットワーク障害発生時の迅速なアクセス提供に加えて、運用管理を効率化するための自動化機能も取り入れています。具体的には、Red Hat Ansible Automation PlatformやREST APIとの連携が可能で、これによりネットワーク機器の初期設定や構成管理、障害対応など、定型的な作業が自動化されます。これらの機能は、運用負荷を軽減し、オペレーション品質の均一化、迅速な復旧を実現します。これにより、現場の効率化と信頼性が向上することが期待されています。

お客様のニーズに応えるソリューション

近年、ネットワーク運用環境の安定化や効率化に対するお客様のニーズが高まっており、これに応える形で「SmartJumper」というアクセス管理ソフトウェアとの連携も視野に入れています。これにより、ネットワーク機器へのアクセス経路を統制し、操作ログを一元管理することが可能になります。「SmartCS」と「SmartJumper」を中心とした“Smartシリーズ”として、ハードウェアとソフトウェアの双方からお客様のネットワーク運用管理ソリューションをより強化することを目指しています。