Cloudbase、ニッポン新事業創出大賞での功績
2023年、Cloudbase株式会社が「第20回ニッポン新事業創出大賞」のアントレプレナー部門において優秀賞を受賞しました。この受賞は、同社が提供するセキュリティプラットフォームの革新性や実効性が高く評価されたことによるものです。
Cloudbaseの提供するサービスとは
Cloudbaseは、Amazon Web Services(AWS)、Microsoft Azure、Google Cloudなどの主要なパブリッククラウドにおけるセキュリティリスクを可視化するサービスを展開しています。具体的には、クラウド環境における設定ミスや脆弱性、異常を検知し、そのリスクを分かりやすく提示することで、企業が直面するセキュリティの課題に対応しています。
さらに、可視化したリスクに対する優先順位を自動で整理し、各リスクに対して日本語で詳しい対処法のドキュメントを提供することで、企業の現場での運用における定着を支援しています。このように、単なる検知にとどまらず、実際の運用にどのように役立てるかまで考慮したサービスは、多くの企業にとって大きな価値を提供しています。
受賞の理由
受賞のポイントとしては、Cloudbaseがクラウド利用の拡大に伴うセキュリティリスクに対し、運用定着のための伴走支援を行っている点が挙げられます。設定ミスや脆弱性を優先順位を付けて提示することで、企業が抱える属人化や工数負担を軽減し、デジタルトランスフォーメーション(DX)の推進にも寄与しています。実際、スズキやTOPPANなどの大手企業にも導入されており、その成長性と実効性が実証されています。また、セキュリティ分野における人材不足が深刻な中で、それに対する新たな産業基盤を形成する点も高く評価されています。
ニッポン新事業創出大賞とは
「ニッポン新事業創出大賞」は、公益社団法人日本ニュービジネス協議会連合会(JNB)が主催する賞で、新しい商品やサービスを通じて市場に新たな価値を提供する企業や個人、また新事業創出を支援する組織や人材を顕彰することを目的としています。Cloudbaseの受賞は、まさにこの目的を体現したものと言えるでしょう。
Cloudbase株式会社の概要
Cloudbase株式会社は、2019年に代表の岩佐晃也によって設立されたスタートアップ企業です。エンジニアとしての豊富なバックグラウンドを持つ岩佐が、クラウド利用時におけるリスクを統合的に管理するプラットフォームを提供しています。これによって、企業はクラウド環境の安全性を確保し、安心してビジネスを推進できるよう支援しています。
- - 社名:Cloudbase株式会社
- - 代表取締役CEO:岩佐晃也
- - 事業内容:クラウドセキュリティプラットフォーム「Cloudbase」の開発
- - 本社所在地:東京都港区三田3-2-8 THE PORTAL MITA 2F
- - 設立年:2019年11月
- - 企業HP:Cloudbase公式サイト
まとめ
Cloudbaseの受賞は、企業のデジタルトランスフォーメーションの推進にもつながる重要な一歩です。この受賞を契機に、さらなる技術革新とサービスの深化が期待されるでしょう。今後の同社の活躍に注目です。