千葉県銚子市とABCクッキングスタジオが連携協定を締結
千葉県の銚子市は、その地域の特産品や魅力を国内外に広めるべく、料理教室で知られるABCクッキングスタジオと連携協定を結びました。これにより、両者は地域活性化とブランド振興を目的とした取り組みを本格化させることになりました。
銚子市とABCクッキングスタジオの目的
この協定は、銚子市が誇る豊かな食材の魅力を引き出し、販路を広げるための基盤を作るものです。志村なるみ代表取締役社長兼CEOが率いるABCクッキングスタジオは、過去にアジアや国内で料理教室を展開し、多くの人々に食の楽しさを伝えてきました。その経験をもって、銚子市における地域資源の活用を進めていくことが期待されています。
連携協定締結式の様子
連携協定の締結式は2023年5月27日に行われ、市長の越川信一氏と志村社長が出席しました。この式典では、両者が協定書を交わし、今後の協力関係をより一層深めることを確認しました。越川市長は「本市の豊富な食材を活用し、様々な分野で地域活性化を進めていく」と述べ、期待感を示しました。
志村社長も、「銚子市の地域経済の発展に貢献するため、全力でサポートしていく」と意気込みを語りました。
具体的な協力事項
この連携協定には、具体的な協力事項が明記されています。
1. 銚子市の地域産品の開発・開拓・活用
2. 国内外への販路拡大
3. 魅力向上のための情報発信
4. 観光・ブランド振興
5. 人材交流や育成
6. その他、協議に基づく必要事項
これらの活動を通じて、銚子市は地域資源の新たな活用と魅力発信を実現しようとしています。
地域資源の魅力を引き出す取り組み
ABCクッキングスタジオは、「食」をテーマに、地域の特産品を活かしたレシピの開発や、観光客への情報発信を行い、銚子市の地域ブランド力を向上させるための施策を遂行していきます。また、地域活性化起業人制度を利用して、人材を派遣し、食を通じた地域の振興にも寄与する考えです。
地域と企業の共栄
この連携は、銚子市とABCクッキングスタジオの双方にとってWin-Winの関係を構築することを目指しています。地域の特産物を使った料理教室やイベントを通じて、多くの人々に銚子市の魅力を発信し、観光促進と地域活性化に寄与することでしょう。
2024年1月から始まりさらなる深化が期待されるこの協力関係は、食文化の発信のみならず、地域の持続可能な発展にも大いに寄与していくと考えられています。