名古屋商科大学、独自の卒業要件「ケースライティング」発表会を開催
名古屋商科大学経営管理課程(BBA)が2026年1月14日(水)、4年生の「ケースライティング」発表会を実施しました。この発表会は、学生たちが4年間の学びを通じて培った知識とスキルを発表する貴重な機会となりました。特に、このプログラムは日本でも珍しい卒業要件として位置付けられており、その内容が注目を集めています。
ケースライティングとは
名古屋商科大学の経営管理課程では「ケースライティング」が卒業論文の代わりに採用されており、学生たちは特定の企業を選び、実際の授業で使用する教材(ケース)を作成します。この方法は、学生がオリジナルのケースを執筆し提出することを卒業要件としており、従来の論文作成にはない実践的な学びが求められるのが特徴です。
授業では「ケースメソッド」形式が採用されており、学生たちはディスカッションや分析を通じて学びを深め、それを作品に生かしていきます。この方法論は1921年にハーバードビジネススクールで誕生したもので、参加型の教育手法として世界中で実践されています。
発表会の詳細
今回の発表会では、選ばれた6名の学生がそれぞれ20分間の発表を行い、その後10分間の質疑応答が設けられていました。発表内容は多岐にわたり、ホテル運営の実情から、生成AIに対するApple社の対応、持続可能な成長モデルを提案した「出張カギ屋さん」、さらには東日本大震災時の電力会社の対応に至るまで多様なテーマが取り上げられました。
どの発表も、学生たちの4年間の努力と経験に基づき練られたものであり、聴衆である他の4年生たちとの質疑応答では活発な議論が交わされました。このような相互交流は、学生たちの理解を深めるだけでなく、新たな視点をもたらす貴重な機会となっています。
名古屋商科大学の教育の特長
名古屋商科大学は、1953年の創立以来、世界標準の経営教育を追求しており、国内初となる3つの国際認証(トリプルクラウン)を取得しています。現在、5学部10学科2研究科が設置されており、世界63カ国189校の提携校と積極的に交換留学や国際ボランティアを実施しています。また、ビジネススクール(経営大学院)は、QSランキングで5年連続国内第1位に輝くなど、その国際的な評価も高いです。さらに、Times Higher Education rankingの日本版では、国際性の分野で東海北陸地区第1位、国内第15位に位置しています。
名古屋商科大学のケースライティング発表会は、学生たちが実践的な学びを通して成長できる場として今後も続いていくことでしょう。