不正送金撲滅プロジェクト
2014-06-10 14:00:02

アミティエが展開する不正送金撲滅プロジェクトの全貌

アミティエが取り組む不正送金撲滅プロジェクト



最近、企業のWEBサイトが脆弱性を突かれて改ざんされ、その結果として不正送金が行われるケースが増加しています。こうした状況を受けて、株式会社アミティエ(東京都渋谷区)は不正送金の撲滅を目指し、新たに「不正送金撲滅プロジェクト」を立ち上げました。その第1弾とし、本日から企業のWEBサイトに対して無料でサイバー攻撃の調査を提供することを発表しました。

近年のサイバー攻撃の状況



日本国内では、政府機関や大学、企業をターゲットにしたサイバー攻撃が急増しており、2013年には約128億件の攻撃が記録されました。特に目を引くのは、企業のWEBサイトが改ざんされ、知らない間にネットバンクを介した不正送金に巻き込まれる事例です。不正行為を行う攻撃者は、脆弱なWEBサイトを狙い、訪問者のPCにウイルスを仕掛け、銀行の情報を盗み取る手口を使っています。このような攻撃による不正送金の被害額は、2014年5月時点で約14億1,700万円に達しました。

大手企業もこの脅威を免れず、2013年だけでも7000件以上の改ざん被害が報告されています。被害に遭った企業は、不正送金に加担してしまう可能性があり、その場合、加害者としての罰則を受けるリスクも伴います。このため、意識的な対策が急務となっています。

「不正送金撲滅プロジェクト」の概要



アミティエでは「サイバー空間の安全安心を創造する」を理念に掲げ、不正送金撲滅をテーマにしたプロジェクトを始動しました。今回の取り組みは、クラウド型IPS+WAF「攻撃遮断くん」を基盤にしており、多くの企業に向けてカスタマイズされた啓蒙活動を進めることを目的としています。不要とされがちな一般的な情報発信サイトでも、実は狙われやすいのが現実です。サイバー攻撃対策に必要な予算が確保できない企業が多い中、アミティエはまず初めにサポートを始めることを決意しました。

さらに、プロジェクト第1弾として提供する無料調査サービスでは、企業のWEBサイトがどれほどサイバー攻撃にさらされているかを調査し、その結果をレポートとして提供します。調査の開始は2014年6月10日で、結果を元にリスク評価を行います。

無料調査サービスの内容



このサービスでは、以下の内容が含まれます:
1. WEBページへの攻撃をモニタリングし、調査レポートを提供する。
2. 最新のサイバー攻撃の動向及び被害事例集を進呈する。

調査レポートにおいては、日付別の攻撃件数や攻撃元のIPアドレスの詳細、リスク評価が行われ、企業が直面する危険性を具体的に伝える手法を採取しています。調査はモニタリング開始から1ヶ月間です。

「攻撃遮断くん」を活用したセキュリティ対策



「攻撃遮断くん」は、企業のサーバーに対する外部からの攻撃を遮断し、情報漏洩やWEB改ざん等のさまざまな脅威を未然に防ぐことができるクラウド型のセキュリティサービスです。主に、ネットワークの変更やサーバ停止といった煩雑な手続きを必要とせずに、スムーズに導入可能です。また、シグネチャが自動で最新状態に更新され、悪意のある攻撃に即時に対応できる仕組みとなっています。

結論



アミティエの不正送金撲滅プロジェクトは、特に影響を受けやすい企業に対する支援を通して、サイバーセキュリティに対する意識を高める重要な取り組みです。今後、同社はWEBサイト改ざんの危険性とその対策を訴えるだけでなく、不正送金に関する保証制度や無料提供のキャンペーンも計画しています。企業の皆様にはぜひこの機会に、セキュリティ対策の重要性を再認識し、積極的な導入を検討いただきたいです。

会社情報

会社名
株式会社サイバーセキュリティクラウド
住所
東京都品川区上大崎3-1-1JR東急目黒ビル 13階
電話番号
03-6416-9996

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