ブルネル賞受賞
2025-09-25 19:21:54

第13回ブルネル賞で上野駅公園口駅舎が優秀賞を受賞

第13回ブルネル賞受賞作品



2023年9月24日、イギリス・ロンドンにて第13回ブルネル賞の授賞式が行われました。この賞は、世界中の鉄道デザインに関する国際コンペティションとして、約20カ国の設計者が参加し、優れたデザインを表彰します。今回は、日本からの受賞者が注目を集めました。

優秀賞と奨励賞の受賞



まず、優秀賞を受賞したのは、「上野駅公園口駅舎」です。これは、東京の重要な交通拠点である上野駅に新しく設けられた駅舎で、デザイン面でも機能性でも革新がなされており、国際的にも高く評価されました。この駅舎は、観光客だけでなく、日常的に利用する市民にとっても使いやすく、視覚的にも美しい空間を提供しています。

続いて、奨励賞には「新潟駅高架化プロジェクト」と「TRAIN SUITE 四季島」が選ばれました。新潟駅の高架化プロジェクトは、混雑緩和や安全性の向上を目指しており、地域の発展に寄与する非常に意義深いものです。

一方、「TRAIN SUITE 四季島」は豪華な列車として知られており、特に観光旅行に強い期待が寄せられています。このプロジェクトは、西日本旅客鉄道株式会社による「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」や、九州旅客鉄道株式会社の「36ぷらす3」と共同受賞したものです。

ブルネル賞について



ブルネル賞は、著名な鉄道技師イザック・ブルネルにちなんで名付けられ、駅舎、工業デザイン、グラフィックアート、技術インフラと環境、車両の4つの部門があります。この賞は、鉄道デザインの発展を促進し、各国の優れたデザインの紹介を目的としています。

今回の受賞により、日本の鉄道デザインの技術と美しさが再認識され、多くのデザイナーやエンジニアにとっても鼓舞となるでしょう。受賞作品はいずれも、公共空間としての利用価値を高め、利用者の満足度を向上させるための重要なステップとなっています。

受賞作品の特徴



上野駅公園口駅舎



上野駅公園口駅舎のデザインは、伝統的な美しさを保ちながらも、現代的な機能性を備えています。特に、「竹」のモチーフを取り入れたデザインは、日本らしさを強調しており、来訪者にとっても印象深い空間となっています。

新潟駅高架化プロジェクト



新潟駅高架化プロジェクトは、ただの交通の便を向上させるだけでなく、周辺環境にも配慮した設計となっています。駅周辺の景観を整えることで、市民や観光客にとっても魅力的なエリアが生まれるでしょう。

TRAIN SUITE 四季島



TRAIN SUITE四季島は、その豪華な内装と最高のサービスで旅行者に特別な体験を提供します。日本の美しい自然を感じながら、上質な時間を過ごすことができる列車として、観光の新しいスタイルを提案しています。

今回は日本の素晴らしい鉄道デザインが世界に認められ、大変喜ばしい結果となりました。これらの受賞作品が、今後の鉄道デザインの発展にどのように寄与していくのか、非常に楽しみです。


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会社情報

会社名
東日本旅客鉄道株式会社
住所
東京都渋谷区代々木2-2-2JR東日本本社ビル
電話番号

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