パナソニックがAkamaiのマイクロセグメンテーション導入でサイバー防御を強化
近年、サイバーセキュリティの重要性が増している中、企業の取り組みが注目されています。その中でも、パナソニックインフォメーションシステムズがAkamaiのマイクロセグメンテーション「Akamai Guardicore Segmentation(AGS)」を導入したことは、サイバー防御の強化に向けた大きなステップとなっています。
トランスフォーメーション戦略「PX」とサイバーセキュリティ
パナソニックグループは、トランスフォーメーション戦略「PX」を推進しており、その一環としてサイバーセキュリティを重要課題と位置づけています。従来の境界防御からゼロトラスト型防御へとシフトし、確実なサイバー環境の構築を目指しています。この取り組みの中核に位置するのが、「サイバーハイジーン」という概念で、脆弱性のない状態を維持することを目指しています。
特に重視されたのは、イントラネット内の重要サーバー間通信の制御です。これにより、企業全体のセキュリティを強化することが求められました。
Akamaiのマイクロセグメンテーションを選択した理由
パナソニックISは、課題解決に向けて複数のソリューションを検討し、詳細なPoC(Proof of Concept)を実施しました。その結果、AkamaiのAGSが選ばれました。その決定的な理由は、以下の3つのポイントに集約されます。
1.
柔軟性のあるソフトウェア方式
AGSはハードウェアに依存せず、既存のネットワーク構成を変更することなくオーバーレイで導入可能です。これにより、スムーズな実装が期待されます。
2.
導入のしやすさ
エージェント方式により、導入による影響範囲が最小化され、リードタイムも大幅に短縮されました。この柔軟性が、導入の決め手となりました。
3.
日本語サポート
日本語によるサポート体制が整えられているため、グループ全体での円滑な展開が図れました。Akamaiの専門的なノウハウとともに、運用効率も向上しました。
導入の迅速さと安全性の向上
AkamaiのAGSの導入により、パナソニックISはわずか1週間という短期間でマイクロセグメンテーションを実現しました。従来数か月を要したハードウェア型ソリューションと比較して、導入速度が大幅に改善されたのです。
さらに、通信の可視化機能の活用により、サーバー単位での精密な通信制御が実現しました。これにより、数百行に及ぶセキュリティポリシーも効率的に適用可能となりました。
運用の効率化とサポートの重要性
パナソニックISの塚本実孝氏は、AGの導入により運用管理が大幅に効率化できたことに言及しています。これにより、グループ全体でのサイバーセキュリティが強化されたことを強調しました。
Akamaiの職務執行者社長である日隈寛和は、パナソニックがAkamaiの技術を採用したことを非常に光栄に思うと述べ、今後も信頼されるパートナーとしての関係を築いていく旨を表明しました。
まとめ
Akamaiとパナソニックの連携は、今後ますます重要になってくるでしょう。サイバーセキュリティが企業戦略の一環として欠かせない要素となる中で、Akamaiのマイクロセグメンテーションの導入は、その一歩を示すものとなりました。今後の展開から目が離せません。