日本情報化農業研究所が新たな資金調達
最近、株式会社日本情報化農業研究所が大和企業投資株式会社を引受先とした5,000万円の第三者割当増資を実施しました。この資金調達は、昨年9月以来のものであり、さらに自社の農場を立ち上げ、運営を行っていくための重要な一環です。
無農薬栽培技術の革新
日本情報化農業研究所は、無農薬かつ無化学肥料での栽培技術に基づいたおいしい野菜の生産を目指しています。具体的には、現場の状況を写真で記録し、それをもとに報告・連絡・相談を行うサービス「houren.so」を活用しています。この仕組みにより、農業現場の情報をより効率的に蓄積し、運営の効率化を図っています。
特に、昨今の耕作放棄地の問題や高騰する肥料・燃料価格の影響を受けつつ、日本の農業を活性化させることが課題となっており、そのためには収益性が高く、持続可能な農業の実現が求められています。日本情報化農業研究所は、2008年に提携農場を設立し、その後も協力を続けてきました。その結果、無農薬栽培の難しいとされる多くの品目で成功を収め、リピート率の高いネットショップも運営しています。
設立の背景と今後の展望
この増資により、日本情報化農業研究所は自社の農場の立ち上げだけでなく、さらに京都府内外における農場の拡大をめざしています。また、自社の生産物であるおいしい野菜を多くの人々に届けるためのブランディングやマーケティングにも注力し、組織開発においても新たな取り組みを行う方針です。
houren.soとは
「houren.so」は、農業の現場から生まれた業務改善サービスです。これによって作業時間やメンバー間の情報共有の効率化を実現し、さらにはノウハウの蓄積も促進しています。このプラットフォームは農業に限らず、建設業やホテル、飲食店など様々な業種でも活用が期待されており、業務管理ツールとしての機能も充実しています。
本件に関しての詳細な情報や問い合わせは、以下のリンク先からご覧いただけます。
日本情報化農業研究所は、今後も日本の農業に革新をもたらし続けることを目指し、持続可能な方法での食糧生産の実現に向けて挑戦していきます。