ORENDA WORLDが天草で高校生と未来のデジタル教育を共有

ORENDA WORLDが天草経済開発同友会で報告

2025年9月29日、株式会社ORENDA WORLDが天草経済開発同友会の例会に参加し、天草工業高校との連携によるCG教育の取り組みを発表しました。このイベントは天草市に拠点を置く企業と地元企業の間での具体的なコラボレーション事例を共有することを目的として開催されました。

CG教育の取り組み

本例会でORENDA WORLDは、一般社団法人デジタルアート天草を通じた支援活動の一環として、県立高校へのCG教育導入というユニークな試みの成果を報告しました。これにより、天草の高校生たちに多様な将来の選択肢を提供することを目的としており、次世代のクリエイター育成に寄与しています。

人材育成と地域振興

ORENDA WORLDの報告によると、このCG教育は天草市の「デジタルアートの島創造事業」の一部として、企業誘致や地元就職の支援を目指しています。具体的には、地域が抱える人口流出問題を解決するために、「企業誘致」・「人材育成」・「地元就職」の三位一体のサイクルを構築することが重要です。

生徒の成果物の紹介

発表会では生徒たちが制作した作品も紹介され、彼らがどのように技術を学び、制作に取り組んでいるのかを示す機会となりました。例として、天草広域連合消防本部のシンボルマーク作成や高校の生徒募集用チラシ、CM制作過程などが挙げられました。生徒たちがこれらの実践的なスキルを身につけ、地域社会に貢献している様子に参加者は感嘆しました。

高校生の声

当日は、ORENDA WORLDの担当者の他に、天草工業高校の情報技術科の教員および生徒が壇上に上がり、自らの経験について語りました。特に、生徒たちはCG教育を通じてどのように視野が広がり、将来の選択肢が増えたのかを自身の言葉で表現しました。

地元企業の関心

参加者の中には地元企業や天草市に進出した関係者が多数おり、急速に成長するデジタル人材育成に対する期待は高まり続けています。高等教育機関と地域企業の連携は、今後ますます重要となるでしょう。

ORENDA WORLDは、今後も地元と連携を深め、天草から世界へ羽ばたくデジタルクリエイターの育成に向けて積極的に取り組んでいく姿勢を見せています。

組織概要

一般社団法人デジタルアート天草は、2023年に設立され、地域のデジタルアート人材育成と企業誘致を手掛けています。代表は株式会社ORENDA WORLDの澁谷陽史氏であり、地元の mayorである馬場昭治氏が理事として参加しています。地域のクリエイター支援の動きは、今後の発展に寄与することでしょう。さらに、ORENDA WORLDはAIソリューション事業や地方創生事業においても活躍しており、社会課題の解決に向けた様々な取り組みを行っています。