ボースパリの「ガム」コレクション、登場
パリを拠点に活動するフットウェアブランド「ボースパリ(both Paris)」が、新しい靴のライン「ガム(GUM)」コレクションを発表しました。このコレクションは、クリエイティブディレクターのマット・ロンバートの手によるもので、2026年8月29日から青山フラッグシップストアで先行発売、翌日の30日にはボースジャパンのオンラインストアでも販売開始されます。
この「ガム」コレクションは、ボースがこれまで追求してきたラバー素材をベースに、新たなデザインへと進化しています。ブランドを代表する「GAO(ガオ)」コレクションの幾何学的な形状を基にしつつ、より有機的で自然なデザインへと発展しました。
「ガムソール」の革新
このコレクションの特徴的な要素の一つは、新たに開発された「ガムソール(GUM Sole)」です。軽量のEVAミッドソールと、細胞を思わせる形状の天然ラバーポッド、TPU構造体を組み合わせることで、軽さとグリップ力を両立させています。この特別なソールは天然ラバーから成り立っており、地面にしっかりと食いついて安定した歩行を実現します。
また、ソールに施されたウェーブパターンはアッパー部分にも引き継がれており、全体的に一体感のあるデザインが特徴です。ヒール部分には、職人による二列のハンドステッチが施されていて、このディテールは「ボース」という名が示す「二つのものが共存する」というメッセージを視覚的に伝えています。
イベントでのローンチ
「ガム」コレクションの発売を記念して、青山フラッグシップストアでは特別なローンチイベントが開催されました。イベントには靴職人のヴコティッチ・ドラガンが登壇し、靴が完成するためのプロセスについて解説しました。彼の経験からは、ボースが大切にしているクラフツマンシップが垣間見え、多くの来場者がその技術に感銘を受けました。
さらに、YAMATOによるパフォーマンスや、岡田蓮、モーガン蔵人、Yakoなどのファッション界の著名人が参加し、会場は盛り上がりを見せました。ボースパリが掲げる「重要なのはロゴではなく、態度や佇まいである」というメッセージは、参加者に深く響いたことでしょう。
今後の展望
「ガム」コレクションは、目立つロゴや装飾に依存するのではなく、素材や構造自体がブランドのアイデンティティを形成しています。ロンバート氏は、「この靴を通して、履く人に自信を与えたい」と語っています。
ボースパリは、現代的で独自のフットウェアデザインを模索する中で、ラバーという素材の無限の可能性を追求し続けています。今後、靴だけでなくバッグやアクセサリー、レディ・トゥ・ウェアなど、さらなる展開が期待されます。
この「ガム」コレクションは、ボースが目指す、革新で独創的、長く愛される存在といえるでしょう。