SmartHRがiPaaS「ActRecipe」を導入
株式会社SmartHR(本社:東京都港区、代表取締役CEO:芹澤雅人)は、業務効率化を目的にiPaaS「ActRecipe」を導入したことを発表しました。今回の導入により、労務業務における属人化の解消や業務の効率化を図ることが期待されます。
導入の背景
従来、SmartHRではさまざまな労働契約や在留資格の管理において、社員のデータを定期的に洗い出して目視で確認する手法が取られていました。この運用では、確認漏れのリスクや作業負担が大きな課題となっていました。また、大量のリマインド送信が必要な作業を効率化するために、Google Apps Script(GAS)を用いて個別に自動化プログラムを構築しましたが、特定の担当者に依存した属人化が発生していました。このため、長期的な休職や退職があったときに業務が止まらないよう、ブラックボックス化を排除し誰でも理解できる「レシピ」を提供するActRecipeの採用に至りました。
導入した「レシピ」
SmartHRが導入した「ActRecipe」には、以下の3つの連携機能(レシピ)が含まれます。
1. メールアラート有期契約・期限管理リマインド
この機能では、SmartHR内の雇用契約終了日や在留資格の期限などのデータをActRecipeが直接取得します。これにより、スプレッドシートやCSVを介さずに、期日が近い対象者を自動抽出し、労務担当者に通知する仕組みが構築されました。
2. メールアラート(カスタム版)年齢・属性ベースの法改正対応通知
従業員の年齢や属性情報を基にした通知の自動化を実現しています。たとえば、法改正に伴い40歳となった社員に「介護サポート制度」の周知、また2歳のお子様がいる従業員への「育児サポート制度」の案内が自動で送られる仕組みが整いました。
3. 従業員督促(運用開始予定)
未入力の勤怠や定期健康診断の未予約者に対し、Slackを使用して自動リマインドを送信する仕組みを今後構築する予定です。
ActRecipe導入の効果
SmartHRでは、ActRecipe導入により以下のような具体的な効果がありました。
属人化の解消
特定の担当者に依存していた期限管理業務のブラックボックス化が解消され、組織全体でサステナブルな運用体制が整いました。
作業効率の大幅向上
かつて行っていた月1回の目視確認作業が不要となり、自動通知を受け取ることで、精神的負担が軽減されました。SmartHRとの直接リンクにより、業務の効率化も実現しています。
リアルタイムなデータ更新
データ更新の自動化により手動でのコピー作業が削減され、リアルタイムなデータ管理と入力ミスの防止が達成されました。
SmartHR労務部門のコメント
労働契約やその他の期限管理において、当初は目視での確認に多くの時間を費やしていました。ActRecipeが導入されることで、運用の安定化が実現しました。今後、対象社員へのダイレクト通知を検討し、全体の業務効率化を目指しています。
ActRecipeについて
ActRecipeはSaaSやFinTechのデータ連携を通じ、業務の自動化を実現するプラットフォームサービスです。ノーコードで利用でき、企業の業務効率化に貢献します。
会社情報
アクトレシピ株式会社は、イノベーションによって企業の生産性向上を支援することをミッションに持ち、2013年に設立されました。今後も企業のDXを推進するため、ActRecipeを通じた革新に取り組んでまいります。