江戸切子新作展
2025-04-01 21:47:23

伝統工芸を彩る江戸切子新作展、若手職人の活躍が光る

江戸切子の美しい世界が銀座で繰り広げられる「第37回江戸切子新作展」が、2025年4月4日から6日までの期間、東急プラザ銀座で開催されます。このイベントは、江戸切子協同組合(江東区大島、代表理事:篠崎英明)が主催するもので、職人たちの技と美を競い合う貴重な機会です。

江戸切子は、江戸時代後期からの歴史を持つ日本のガラス工芸品で、今年で190周年を迎えました。新作展は、職人たちが日頃の努力の成果を披露する場として重要な役割を果たしています。1989年から開催されており、その内容は年々進化してきました。今年の展覧会では新作として24点が出品され、特に注目されるのは9点が女性職人による作品である点です。このことは、女性の職人が増え続けているジェンダーの進展を象徴しています。

出品作品の内訳を見てみると、江東区からは8作品、草加市からは6作品、江戸川区からは3作品、大田区、葛飾区からもそれぞれ3作品が出され、川口市からも1作品が参加します。特に、江東区からの作品のうち3点が女性職人によるもので、地域と職人気質が色濃く反映されています。

会場の東急プラザ銀座は「光の器」をテーマにした建築デザインで、江戸切子の魅力を最大限に引き出しています。また、特別協力として藤巻百貨店が参加しており、Webセレクトショップを通じて遠方の人にもこの美しさを届けています。これにより、商業の幅が広がり、顧客との接点が増えることが期待されています。

若手や女性職人たちの登場は、江戸切子の新しい表現や活動を生む要因にもなっています。今年は、出品作品の約3割が女性によるもので、過去最多を記録しました。業界内でも女性職人の割合が年々増加しており、女性スタッフが半数を占める工房も続々と現れています。また、2024年の新作展では、女性職人の作品が初の第1位を獲得するなど、実績も積み重ねられています。

新作展は、伝統を守りつつ新たな表現を追求する重要な場でもあります。審査は無記名で行われ、外部の有識者も参加することで公平な評価がなされる仕組みが整っています。また、江戸切子の職人たちの技能を高め、次世代を担う若手の育成にも寄与しています。

展望としては、作品展示だけでなく、江戸切子体験や職人による解説といった体験企画も行われる予定です。参加者は、実際に手に触れることにより、江戸切子の奥深さを理解できる機会を得られます。また、近年、海外からの偽装品や模倣品が出回る中、正規品の魅力を訴える重要な展GLであり、江戸切子のブランドイメージの向上を図る意味でも大きな役割を果たします。

「第37回江戸切子新作展」に参加することで、職人たちの情熱や努力の結果を感じ取り、これからの江戸切子の未来に期待を寄せましょう。入場は無料ですので、この貴重な機会をお見逃しなく。

開催概要


  • - 日時: 2025年4月4日(金)~4月6日(日)11:00〜21:00(最終日は18:00まで)
  • - 会場: 東急プラザ銀座(東京都中央区銀座5-2-1)3階特設スペース
  • - 主催: 江戸切子協同組合
  • - 後援: 経済産業省、関東経済産業局、東京都江東区
  • - 特別協力: 藤巻百貨店 (株)caramo
  • - 入場料: 無料

この展覧会は、江戸切子の魅力と職人の思いを伝える最高の機会です。ぜひ足を運んでみてください。


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会社情報

会社名
江戸切子協同組合
住所
東京都江東区大島2丁目40番5号
電話番号
03-3681-0961

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