TNSの誇る国際認定と安全への取り組み
日鉄エンジニアリング株式会社(代表取締役社長:石倭行人)の連結子会社、THAI NIPPON STEEL ENGINEERING & CONSTRUCTION CORPORATION, LTD.(TNS)が、国際社会保障協会(ISSA)およびタイ労働安全衛生促進協会(SHAWPAT)から「VISION ZERO」の認定を受けました。これは、職場での労働災害や職業性疾病をゼロにすることを目指す国際的な取り組みで、TNSの安全衛生管理システムの整備が高く評価されています。
VISION ZEROとは?
ISSAが推進する「VISION ZEROキャンペーン」は、職場における安全と健康を守るための世界的なイニシアティブです。このキャンペーンの一部としてSHAWPATが進める「Thailand VISION ZERO」は、タイ国内における労働安全衛生の向上を目指しています。この認定は、TNSが初めて建設業界において得たものであり、その意義は大きいと言えます。
TNSの取り組みと成果
TNSは、安全衛生管理を徹底的に行い、事業運営においてその管理システムを適切に整備してきました。その結果、今回の「VISION ZERO」認定を獲得し、SHAWPATからも優れた管理への取り組みが評価され、OSH(Occupational Safety and Health)Leadership賞を受賞することとなりました。
受賞式の模様
この賞の授与は、SHAWPATが加盟するアジア太平洋労働安全衛生機構が開催する年次会議において行われ、バンコクで2024年11月15日に認定式と受賞式が同時に行われました。授賞式には多くの業界関係者が集まり、TNSの渡辺正弥社長も出席し、受賞の喜びを語りました。彼は「安全衛生は企業の持続可能な発展に欠かせない要素であり、これからも全力で取り組んでいく」と決意を述べています。
持続可能性への貢献
今後、日鉄エンジニアリンググループは国内外の現場で安全衛生活動をさらに推進し、持続可能な社会の実現に貢献していくことを約束しています。このような認定を受けることで、より多くの企業や労働者が安全な環境で働くことができるようになることが期待されています。
結論
TNSのこの成果は、単なる企業の業績にとどまらず、社会全体に対する安心感をもたらす重要なステップです。国際的な基準に則った安全衛生管理が職場に浸透することで、労働災害や疾病の減少が期待され、この取り組みが他社にも広がっていくことが望まれます。安全はすべての人々に平等に与えられる権利であり、TNSの挑戦はその実現の一助となるでしょう。