横地美穂が描く心の旅、写真展「椰子の実」開催

横地美穂写真展「椰子の実」開催

2024年8月22日から8月28日まで、東京都新宿区のアイデムフォトギャラリー[シリウス]において、横地美穂さんの写真展「椰子の実」が開催されます。この展覧会は、株式会社アイデムが支援する若手写真家の作品発表の場として特に注目されている「プロキオン・フォース」の一環として実現しました。

横地さんは愛知県田原市出身で、伊良湖岬近くで生まれ育ちました。彼女の作品は、故郷や旅をテーマにした深い思いが込められています。「椰子の実」という言葉が与える懐かしさや思索を通じて、観覧者は彼女自身の成長や旅の心情を体感できるでしょう。

写真展のコンセプト

今回の写真展は、椰子の実の歌が生まれた愛知県渥美半島のイメージを元に、横地さんが持つ旅への思いを描写した作品群です。特に彼女は、伊良湖のフェリーターミナルに宿る椰子の実をみつめ、そこからさまざまな物語を想像するようになったと語っています。その思いは、「自分はどこから来たのか、どんな旅をしているのか」という普遍的なテーマへと昇華されていきました。

海での散策や写真撮影を通じて、彼女は日本中の海沿いを歩くことに夢を抱くようになりました。地元の漁師から教わった潮の流れや、旅先で出会う土地の言葉、親しい家族や恋人たちとの風景など、彼女の目に映る全ての土地が、まるで彼女のふるさとであるかのように感じられると述べています。この展覧会では、旅や故郷への深い想いを感じさせる写真が並ぶことでしょう。

作品の特徴

展覧会では、横地さんが撮影した作品がまるで小さな文集のように展示されます。彼女自身の旅の記憶と、故郷の風景が見事に融合した写真たち。その中には、彼女が大切にしてきた時間や思い出、そしてその瞬間瞬間を切り取った作品が盛り込まれています。

展示の詳細

この展示は新宿のアイデム本社ビル2Fに位置するアイデムフォトギャラリー[シリウス]にて実施され、開館時間は10:00から18:00まで（最終日は15:00まで）、入場は無料です。休館日は日曜日と祝日であるため、訪れる際は気をつけてください。

また、会場の様子は「シリウスブログ」やFacebookページでも随時更新される予定です。気になる方はぜひチェックしてみてください。

横地美穂の経歴

横地美穂さんは1989年に愛知県で生まれ、2012年に静岡文化芸術大学を卒業しました。彼女は過去に「椰子の実」というテーマで複数の個展を開催しており、2018年から2023年にかけての展示活動は特に評価されています。

この機会に、横地美穂さんの作品をぜひ体感してみてはいかがでしょうか。旅や故郷への思いを共有する、貴重な時間を過ごせるでしょう。